いよいよ今夜最終回です。
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アンサングシンデレラ 病院薬剤師の処方箋 #11 あらすじ
2020.09.24
葵みどり(石原さとみ)が瀬野章吾(田中圭)の承認を得て抗がん剤治験薬の投与を始めてから2年が経過した。
その頃、みどりは萬津産婦人科医院で働いていた。そこに小野塚綾(成田凌)が訪ねて来る。喫茶店に行くと、小野塚は萬津総合病院薬剤部に簑島心春(穂志もえか)が研修に来ていることからみどりに話し出す。心春の指導担当が相原くるみ(西野七瀬)と聞いたみどりは嬉しそう。だが、瀬野が不在なので自分が救急薬剤師を任されていると話す小野塚に、みどりの顔が曇る。みどりは瀬野に行った治験薬の投与に責任を感じていた。小野塚は萬津総合病院に戻って来るよう促すが、みどりは今の仕事が大事だと断る。そんな時、みどりは産婦人科から呼び出された。
みどりが病院に戻ると、妊娠35周目の向坂千歳(土村芳)が家でお腹を打って倒れたと、母の世津子(朝加真由美)に連れて来られていた。幸い母子ともに大事はなかったが、てんかんの既住を持つ千歳が立ちくらみで転倒したと聞いたみどりは、抗てんかん薬をきちんと服用しているかと尋ねる。千歳と世津子は服用していたと答えた。
そんな萬津産婦人科医院の常勤医師は、道場健太郎(前原滉)。まだ研修を終えたばかりの道場は、てんかん合併の妊婦を小さな産婦人科で診ることに自信がない。みどりは、スタッフは道場を信じていると励ます。
入院した千歳はこっそり抗てんかん薬を捨てた。それを同室の星名優(入山法子)が見てしまう。しかし、服薬を確認するみどりに、千歳は飲んでいると嘘をついて…。
アンサングシンデレラ 病院薬剤師の処方箋 #11 みどころ
やっぱり瀬野さんの安否が気になりますね。
そしてみどりさんが、何故萬津総合病院を辞めて産婦人科に移った理由も気になります。
そして妊婦の向坂さん、飲み合わせが悪いと思い込んでてんかんの薬を捨てたのか?
それとも怪しいネットワークビジネスのサプリメント愛用して、薬そのものを否定する思考の人なのか?
(飛躍しすぎでしょうか?)
感想はオンエアー後に。
アンサングシンデレラ 病院薬剤師の処方箋 #11 感想
向坂さんの薬拒否は新生児が標準より小さかったから?
てんかん持ちである故の母親からの「普通の妊婦と違う」に実は傷つき追い込まれてる?
実母の過干渉にウンザリしてる?
みどりさんが萬津の系列の産婦人科に異動になったのは、瀬野さんの治験の治療薬にFP280が使われると審査委員会より前に瀬野さんに知らせたのが問題視され、責任を取って総合病院を辞めたそうです。
責任者ってこういう時ツラいですね。
もう1人の妊婦、星名さんは薬の副作用で手が震えるのが辛そうです。
薬が自分にあってるか?
一度赤ちゃんをダメにしてるから、今度こそ会いたいと泣いてます。
向坂さんのお母さんは、娘を「普通じゃ無いんだから」を言い過ぎで、これでは千歳さん可哀想だと思いました。
「普通じゃ無いんだから」何度も言われると、ボディーブローのように心を蝕む言葉だと思います。
「普通の妊婦さんになれる気がした」から独断でてんかんの予防に処方されたデパケンを捨ててた…なんとも切ないです。
「赤ちゃんの為に、薬はちゃんと飲んで下さい。」
「普通の妊婦さん」に拘る千歳さんには、じんわり優しく響いたようです。
自身も持病のある妊婦の星名さんは、千歳さんを励まし、
仲間が出来たようです。
何にも問題を抱えない妊婦さんなんて、
おそらく数える程しかいないのでは無いかと思います。
持病が無くても何が起きるかわからないのは皆同じでは無いでしょうか?
星名さんは保育士をされてて、てんかんを持つ子どもにも色んなタイプの子を見てきたと言って、千歳さんの不安を取り除いてあげようとします。
自分だって不安な中素晴らしいと思いました。
服用説明の時に改めて、母親の「普通じゃ無いんだから」に追い詰められ、追い込まないで欲しいと初めて反抗した千歳さん。
「この子と2人で生きていく」って、赤ちゃんのお父さんの存在は?
異動先でも「薬剤師はここまでやらない!」と突っ込まれそうな、
入院患者の着替えを患者の自宅まで取りに行く過程。
このドラマならではですね(笑)
千歳さん、早産未熟児ながら無事出産しました。
出産までには薬や他の病院との連係で、赤ちゃんの命をつなぐことが出来て、
長年一方通行で意志疎通がちゃんと出来て無かった向坂親子のわだかまりも無くなっていったようで良かった。
これからは双方向の意志疎通が出来る家族になったら良いなと思います。
そして気になる瀬野さんは、リハビリを経て近々萬津総合病院にカムバック。
産婦人科にみどりさんを迎えに行きました。
瀬野の一声で、萬津総合病院にカムバック。
みどりさんが戻って来るまでの時系列の長さがうかがえる出来事として、
白血病患者だった心春は薬剤師デビューして、くるみはみどりさんの言葉の受け売りで
工藤虹子は羽倉といつの間にか交際して、一度別れてから元サヤで結婚し出産と、時間の流れがわかります。
瀬野さんも憎き、七尾さんは命の恩人になりました。
色んなツッコミどころはありますが、
毎回感動的なストーリーが盛り込まれたドラマだったと思います。