わり算のひっさん。将来役に立つときがきます。
わり算のひっさん 動画
監修:桜学舎様
よしお先生のお友達「わるお」が教えてくれます。
「わるお」は悪い男ではなく、「なんでも÷(割る)男」だそうです。
第1問 よしお先生のお金を兄弟にプレゼントしたり3人で分け合う
よしお先生は自分でかせいだお金46円を、
兄弟のよしいちろう兄さんと、弟のよしさぶろうの二人に分けてあげたいです。
1人ずつ何円あげたらいいでしょうか?
こんな時は「わり算」を使います。
46÷2
大きな数をわり算にしたいときは「わり算のひっさん」を使います。
これで46÷2と言います。
こういう時はお金を使うと「イメージしやすい」です。
10円玉が4枚あります。これを2人で分け合うと1人あたり何枚でしょう?
40円÷2人=2枚
10円玉は2枚ずつ分け合いました。
46の下に、二人で分け合ったあ40を書きます。
一度線で区切って、まだ分け合っていない6を線の下に書きます。
この6を2人で分け合う時の式は6÷2になるので、
計算してみましょう。
6円÷2人=3円
1の位は・・・3
46÷2=23 あまりが0になって。
わり切れた!
46÷3
次は46円をよしお3兄弟で分け合うとしたら?
10円玉を1枚ずつ分けると?
40円÷3人=1枚ずつ あまり10円=10円玉1枚
3人に1枚ずつわたるので、30円へります。
すると残りは16円になります。
10円1枚と1円玉6枚ですが、10円を1円玉10枚に両替(りょうがえ)します。
既にある6円とあわせて16枚の1円玉になります。
これをよしお三兄弟で分け合うと…。
16円÷3人=5円あまり1円
1人5円ずつになります。
答えを書く欄の一の位に5と書いて、3×5=15を16の下に書きます。
すると残りは1円になりました。
答え、1人15円あまり1円
よしお先生のお金をお母さんと兄弟合わせて4人で分け合う
4649÷4
今度は沖縄のお母さんとよしお三兄弟の4人でよしお先生の、
貯金全部を分け合いたいと言い出したよしお先生。
さて、わるおさんどうする?
よしお先生の貯金全部は4649円。
4(よ)6(ろ)4(し)9(く)
わるおさんの大好きな言葉「4649(よろしく)」になる数字です。
4649÷4
これもお金におきかえて考えます。
まず千の位の4000円。
千円札の4枚を4人で分け合うと、1人何枚になりますか?
4000円÷4人=1枚
千円札は1枚ずつになります。
千の位のところに1を入れます。
そして4649の下には4人で分け合った4000を入れます。
線を入れて、その下にまだ分け合ってない649円を書きます。
次は百の位の600円に注目します。
100円玉6枚を4人で分け合うと1人何枚かを考えます。
600円÷4人=1枚と100円玉2枚があまります。
100円玉6枚をみな同じ数だけ分け合うと、1枚ずつになります。
答えの100の位に1を入れて、分け合った400円を、
649円の下に書きます。
すると残りは?
249円になります。
残りの200円分の100円は割り切れないので、
両替して元からある40円と合わせて、10円玉24枚と考えて計算します。
10円玉24枚を4人で分け合うと何枚になるでしょう?
240円÷4人=60円
1人あたり60円=10円玉6枚になります。
249の下に、4人で分け合った240円を入れます。
のこりは9円を4人で分け合うと?
9円÷4人=2円・・・1円
答え 1人あたり 1162円あまり1円
わり算のひっさんが出来ると便利なこと
わり算のひっさんが出来ると、これは大人になってからも役に立つ。
「割りカン」をする場面で役に立ちます。
みんなでファミレスで食事を分け合いながら食べた時に、
1人あたりお金を何円出したらいいかを計算するときに大いに役立ちます。
コロナ禍の中、みんなで食事を分け合う機会がこれから来るのかはわかりませんが、
知ってて損はないですよ。
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