年末年始お正月になったら注意が必要です。
餅による窒息 コロナ下注意 運動不足で筋力衰え 高齢者リスクさらに
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、特に高齢者は運動不足が懸念されており、
専門家は「口の中の筋力が衰え、窒息の危険が高まっている」と指摘する。
同庁が2018、19年の厚生労働省の人口動態調査を独自に分析したところ、
餅による65歳以上の窒息死亡事故は2年間で計661件発生。
このうち4割が1月に集中し、正月三が日の発生件数は127件だった。
男女別では、男性が女性の2・6倍と多かった。
年齢別では80~84歳が168人で最も多く、
85~89歳160人、75~79歳108人と続く。
東京都内で高齢者の栄養指導をする米山久美子管理栄養士は「高齢者はコロナ下の外出自粛で運動不足となり、全身の筋力が低下している。
かむ力、のみ込む力も弱まっている」と窒息リスクの高さを指摘する。
餅を食べるときは①小さく切る②喉を潤す③よそ見をせずゆっくりよくかむ──ことを注意点に挙げる。
引用元:日本農業新聞https://www.agrinews.co.jp/p52800.html
餅を喉に詰まらせないように予防しましょう 嚥下体操
餅を喉に詰まらせないようにするには、日ごろからの予防も大切です。
こちらに食前3分間で食べ物を喉に詰まらせにくい体にするための体操が紹介されています。
体操で誤嚥予防、お食事前の3分間嚥下体操 ~世の中の役に立つ近大公開講座vol.1~
https://youtu.be/YtZCeRL1nS8
餅や食べ物が万が一詰まった時の対処法
万が一餅や食べ物が詰まった時の対処法はこちらです。
高齢者のみならず、幼児・乳児が異物を喉に詰まらせた時の対処法が紹介されています。
コロナ禍になる前の動画なので、すぐに119番通報をするようにと記載があります。
しかし、この救急搬送すら2021年の正月は受け入れて貰えるかわからないので、
この動画はあくまでも「万が一」のための視聴で済むようにするのが肝心です。
【大人・小児】窒息時の対応方法を解説 背部叩打法・胸部突き上げ法・腹部突き上げ法
https://youtu.be/uJk6Oj_1Fug
餅による窒息 コロナ下注意 運動不足で筋力衰え 高齢者リスクさらに 感想
2020年はコロナで始まったといえる1年でしたが、2021年のお正月はコロナ禍にで医療が手一杯な状況で、
医療崩壊の恐れがあり、万が一餅を喉に詰まらせても受け入れる病院がない可能性があります。
そうなった時に兎にも角にも、この期間は餅を出来るだけ食べない、
食べる時も一口サイズに切って食べる事が望まれますが、
お餅は稲作信仰の縁起物として食べられてきたものなので、「切り刻んだ餅が餅じゃない」と、
高齢者には一口サイズの餅を嫌が人もいます。
また、小さいお子さまも喉に詰まらせる可能性がありますので、高齢者だけではなく、
小さいお子様のいるご家庭も、お餅を一口大に切ったものを出してあげた方が、
安心できると思います。
ちなみにうちの亡くなった祖父母は、米屋がついた生餅を食べていたので細かく切らなくても、
毎年餅を喉に詰まらすことなく食べれていました。
表面に粒が残ってる餅の方が、喉に詰まりにくいようです。
表面がツルツルしてる餅の方が、喉を詰まらせやすいという話もありますので、
餅を購入してみて質感がどうなってるかも確認して見ることも大事でしょう。
そして、筋力が落ちることで餅を詰まらせやすくなると言いますので、
先に紹介した嚥下体操を食前3分間行って、お餅を詰まらせにくい体に近づけることと、
免疫力を高めるために日光に当たり、外の空気に触れて軽い運動を行う。
喉を潤す飲み物も温かいもので体を冷やさないようにするなど、
自分で体を守ることも大切だと思いました。
また、お正月は餅以外にも、タコや刺身で喉が詰まることがありますし、
おせちに飽きたころにパンを食べても詰まらせる可能性はあります。
いずれにしても、日ごろからの予防と体力づくりが肝心だと思いました。
皆さんも、それぞれの状況に応じた対策で、健康で安心できるお正月を迎えましょう。
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