パンダ自身 光文社 でパンダの画像で癒されパンダの知識を深めよう

日本国内にいるパンダを紹介した雑誌「パンダ自身」
一体どんな雑誌かを一通り拝読してみました。
パンダファンならチェックしてみてもいいかもですね。

パンダ自身


パンダジシン
2020年12月21日発売
定価(本体1,091円+税)
ISBN 978-4-334-84345-8

光文社 女性ブックスvol.185
パンダ自身
[巻頭スクープ!]
アドベンチャーワールド良浜が7度目の出産!!

≪大特集1≫
シャンシャン“祝”デビュー

≪大特集2≫
神戸のお嬢様タンタン
20年分の元気をありがとう

≪大特集3≫
和歌山アドベンチャーワールド
ああ、愛しいわが子

引用:https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334843458

パンダ自身を読んでみて

もうすぐお別れ?シャンシャン

東京になかなかいけない自分にとって、
幼いころからのシャンシャンの画像は、
本当にホッコリするものがあります。
お母さんに甘えるシャンシャン。
後ろ姿まで可愛くてキュンキュンします(笑)

いざ、2018年と2019年に上野に行くも、
観覧時間が限られて、寝てるシャンシャンしか見れなかった事もあったり、
2019年はなんとか起きてるシャンシャンが観れましたが、
すっかり赤ちゃんパンダから、子パンダに成長したシャンシャン。
シンシンお母さんと一緒のイチャイチャは見れずじまいでした。

シャンシャンだけではなく、お父さんお母さんの
シンシンとリーリーのおとぼけショットも収録されています。

この雑誌の背表紙もシャンシャンなのですが、
背表紙のセリフが泣けます。

白浜の桜浜・桃浜が恋鳴きしてることを思うと、
中国に帰る方がシャンシャンにとっても幸せなんだろうなと思いますが、
「行かんといて~」と思います。

神戸のお嬢様タンタン

私もフェリシモの写真集
『神戸市立王子動物園のシャイなパンダ タンタン』に1枚掲載させていただいたタンタン。

おっとりまったりなタンタンのショットが堪能できます。

タンタンの定位置の岩場での一言も、
お嬢様を愛でた人ならジーンと来ることでしょう。

「鬼滅の刃」の禰豆子さんポーズもちゃんと収録されています。

2020年に赤ちゃん誕生の白浜の大所帯パンダ

そして、日本で一番沢山パンダに会える白浜。

安住紳一郎氏の「アドベンはまるで昼ドラ」の講座
永明さんの魅力をせつせつと説いています。

昼ドラというのは、永明さん最初の妻、梅梅とたくさんの子を残し、
梅梅亡き後は、梅梅そっくりな血のつながらない娘、
良浜とも、たくさんの子を遺す所ですね。
これ、パンダだからそんなに話題にもならないですが、
人間におきかえると・・・。

複雑な気持ちになりますね(笑)

しかし、良浜がもし雄として生まれて来てたなら、
また新しい永明のお嫁さん探しをする事になっていたので、
ラウさんが雌に生まれてきたのも、アドベンの子だくさんに繋がってるのでしょう。

安住さんの講座はもちろんですが、
歴代パンダの幼少期が見られるのが、白浜のパンダでハマった私にはたまらないです。

今では孫までいてるおじいちゃんパンダの雄浜の、
子供の頃の写真なんて、懐かしくて泣けます。

それだけではく、日本で生まれた初めての双子パンダ、
現在アドベンにいる桜浜・桃浜はだけではなく、
隆浜・秋浜のツーショットはもちろん、
明浜・愛浜(シャンシャンと同じ誕生日に雄の双子出産)、
永浜・梅浜(梅蘭のお母さん)、
海浜・陽浜と、双子パンダの赤ちゃん時代を見ることが出来ます。

もちろん、1頭で生まれた、幸浜、優浜、結浜、彩浜も見れます。
1頭で生まれたといっても双子の片割れの子も結構いますね。

私の知る限り、幸浜と彩浜は双子の片割れです。
兄妹が未熟児で虹の橋を渡りました。

パンダが好きな有名人インタビュー

黒柳徹子さん

生まれ変わったら黒柳徹子さんか、パンダの飼育員になりたい私には、
黒柳さんのパンダへの熱い思いが伝わってきます。

黒柳さんが子供の頃、まだ日本にパンダがくるずっとまえから
パンダのぬいぐるみを大事に持ってて、
第2次世界大戦の戦禍もくぐりぬけ大事に持ってたぬいぐるみ。
その写真も見ることが出来ます。

初めて日本に来たパンダの話

1972年に日中友好の証として、日本にやってきた
オスの「カンカン」メスの「ランラン」の話。

そして、「ホアンホアン」「フェイフェイ」の間に生まれた、
初めての日本生まれのパンダ「トントン」の事、
沢山トントンのショットを見ることができます。

このころからちゃんと「パン活」すれば良かったなと後悔。
トントンって本当にかわいい子だったんですね。

トントンの生涯のエピソードは涙無しでは読めません。

トントンギャラリーも充実していて、
ありし日のトントンが堪能出来ます。
トントンの弟に「ユウユウ」がいますが、
繁殖のために中国に行ったので、この本に掲載はありませんでした。

パンダの知識が豊富になる1冊

上記のパンダ以外にも、現在世界に住むパンダのことが分かります。

また、過去に起こったパンダにまつわる事件も紹介されています。

昔からパンダが好きだった人も、
シャンシャンきっかけにパンダにハマった人も、
この本でパンダの知識が深まると思います。

店頭では私は見たことないですが、ネットで買う事が出来ます。

パンダが好きな人、これからパンダを好きになりそうな人は、
買って損はない1冊でしょう。

ちょっとだけ惜しいのは、
東京の出版社が発行だからか、
白浜で永明さんと一緒に来日した、
「蓉浜(ようひん)」の紹介が無かった事、
最初の奥さん「梅梅」のことがサラッと紹介されてるだけに見えてしまったこと。

神戸の初代「コウコウ」は繁殖能力が無いと判断され帰国したこと。
そして、帰国後実はメスと判明して双子を出産したことが紹介されてない事。

また、2代目「コウコウ」のこともちょっとだけだったのが残念。

トントンの生涯の文章を読んでたら、よりそう感じてしまいました。


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