やすとものいたって真剣です フットボールアワー 感想

ブサイク芸人ランキング殿堂入りの方がいる、
漫才コンビの回です。

やすとものいたって真剣です 公式Twitter

やすとものいたって真剣です フットボールアワー概要

ゲスト フットボールアワー 西田幸治(笑い飯)
VTR出演 東野幸治 千原ジュニア カネシゲタカシ

海原やすよ ともこが“いたって真剣”に語り合うトークゲストはフットボールアワー!
「今や2人揃ってゲスト出演することは珍しい」「スターやなと思う」と、
やすともは久しぶりの再会を喜ぶ。

1999年にコンビを結成したが、NSC時代は別々のコンビを組んでいたフットボールアワー。
ドレスというコンビを組んでいた岩尾について、
後藤は「ドレスはエリートだった」と、当時を振り返る。
NSCを卒業し、心斎橋筋2丁目劇場の閉館が決まったときに互いのコンビも解散することに。

「作家になって、ドレスをフォローしようと思っていた」という後藤。
かたや、「もし誰かとコンビを組むなら後藤かなと思っていたけど、
言い出すこともできずにいた」という岩尾。
そんな2人が“つき合いたくてもなかなか言い出せないカップル”
のようにコンビを結成したエピソードを明かす。

さらに、岩尾の元相方で、現在は漫画家兼イラストレーターのカネシゲタカシが、
2人のコンビ結成前と後の変化について語る。

コンビ結成1年目で「ABCお笑い新人グランプリ」優勝。
これを皮切りに関西中の賞レースを総なめしたフットボールアワー。
結成3年目で「M-1」の決勝へ。
2001年の「M-1」決勝で惨敗し、翌年は準優勝。
「(島田)紳助さん、松本(人志)さんに褒められて、
優勝した年より嬉しかった」と後藤が明かす。

そして、“本命”と言われて臨んだ2003年当時の心境とは?
さらに、2006年に「M-1」に再挑戦した理由を激白。
当時の切ない思いを吐露した2人。
後藤は「こんな話、酒がいる!」と、
本音の真剣トークが展開する!

東京進出後、“ブサイクキャラ”でブレイクした岩尾。
その後、後藤はMCとして実力を発揮する。
そんな彼らを見守ってきた東野幸治と千原ジュニアが語る2人の魅力とは!?

引用:https://www.asahi.co.jp/itaken/archive/

やすとものいたって真剣です フットボールアワー実況まとめ

後藤さんの上のお姉さんがこの番組のファンです。

岩尾さんは「ドレス」、後藤さんは「エレキグラム」というコンビを組んでました。
NSCの14期は初めての秋生でした。
同期は新喜劇の国崎さんとロッチのコカド。

「日本のシステムで秋から物事始めるやつはおかしい」

その年の春の13期はブラックマヨネーズ、次長課長、
野生爆弾がいて、笑い飯の西田さんは15期を中退しています。

岩尾さんのいた「ドレス」は漫才の授業では断トツだったそうです。
最初1分ネタから漫才が始まり、クリア出来たら2分ネタへと時間が伸びていくシステムでした。
同期の皆が1分2分のネタをしているなか「ドレス」は7分ネタするくらいエリートな
同期の中では巣ば抜けてた「ドレス」。

2丁目劇場閉館の時、「ドレス」「エレキグラム」はそれぞれ解散を決めます。
何組かでライブやるとなったら、岩尾さんと後藤さんでユニットコントを作っていたそうです。

後藤は芸人辞めて作家になろうと思った。
岩尾もドレスを辞めて作家になろうと思っていたそうです。

お互いに今の相方以外に組むなら、「岩尾やな」「後藤やな」と思っていた。
毎日心斎橋で会っていた。
2丁目劇場が無くなってから岩尾さんから連絡があり、
後藤さんから「コンビ組もうか」と声を掛け、
しばらくしてからコンビ結成。

最初組んだ時は「ボケ同士」だったので、
どちらがツッコミするかで「俺やろ!」と言ったのが、
後藤の最初のツッコミだった。

岩尾さんの元相方に話を聞きます

岩尾の元相方カネシゲタカシさんは、今は芸能界を辞めて、
漫画家、イラストレーターで活躍中。

岩尾さんは昔から内向的で大人しい。
捉えどころがないけど面白い。
岩尾さんより面白い人に会ったことが無い。
ネタの切れ味、発想の面白さにはかなわないと思ったとの事。

後藤さんはNSCでは暗くて、友達もいなくて、。
革ジャンと黒づくめの服を着て、
そこだけ「闇のオーラ」を醸し出していたそうです。
後藤さんは岩尾と組んでから明るくなった。
モードを切り替えたと思うそうです。

岩尾さん曰く、暗かった後藤さんは「斜に構えてた」だけで、
本来は明るい人だと思てたそうです。

後藤さんも「斜に構えてボケるのしんどかった」とか。

コンビを組んでから破竹の勢い

1999年コンビ結成後、2000年ABCお笑い新人グランプリ出場。
結成一年目でグランプリを獲得します。
2001年M-1グランプリでは、松本人志、島田紳助が怖かった。
点数が50点台を付けられて、辞めようと思ったそうです。

ネタの作り方を変えてから、総ナメにしていき、
2002年に褒められたが2位だった。(優勝はますだおかだ)

2003年に優勝。周りから「本命」と言われていたが、
自分たちでも「本命のつもりで臨んだ」M-1。

笑い飯の西田さん曰く、その時の後藤さんは、
「爪をがりがり噛んで、目が行ってしまってた。」

後藤さんも「当時は舞台のそででタバコが吸えたから、
自分も周りは火葬場よりも煙が出てた」と振り返ります。

岩尾さんもハンバーグ弁当を食べても、
リバースするくらい緊張していたそうです。

2003年にM-1王者になれて「獲った」というより「良かった」という、
気持ちが強かったと後藤さんは言います。

その年のフットボールアワーの前に出ていた笑い飯も、
えげつない面白さだったので、笑い飯が舞台のそでに下がった時、
後藤さんから「56したろか」という目で見られたそうです。

2006年にM-1再挑戦をした理由は?

M-1でグランプリを獲って上京しても、番組が続かなくて、
イマイチ上手く行ってないと思っていたそうです。

そして、2005年のブラックマヨネーズの勢いが、
後藤さんがショックを受けるくらいにすごかったので、
2006年再びM-1に出場しました。

1度グランプリを獲ってる人が、もう一度出るのはリスクがあると思われますが、
フットボールアワーにとってはリスクになるものが無かったので、
再び出場を決めたと岩尾さんは言います。

それに対し、西田さんなどの「まだ優勝してない組み」は
「出んなや」と思った・・当然でしょうね。

2006年M-1に再挑戦してみて・・

2006年にM-1に再挑戦して、「ヤバイ」と思った後藤さん。
2003年の優勝の時は「漫才のことだけ考えてた」けど、
2006年は漫才の事以外も考えながらの出場だったので、
「漫才のことだけ考えてるライバル」には勝てないと思ったそうです。

2006年は2位を獲りますが、岩尾さん曰く「2位の感じがしない」
「ぼろ負けの2位」
チュートリアルの後に出て、心がブレてフラフラだったようです。
叫ぶ漫才ネタを披露するも、オール巨人師匠から、
「後藤君なに言うてるかわからへん」と言われてしまいます。

「漫才の1位を狙ってる奴が優勝する」

岩尾さんのブサイクキャラでブレイク

コンビ格差については、
「最初に岩尾さんの顔を売っていかないといけない」と思った後藤さん。

岩尾さんが不細工いじりで人気が出て、
ドラマや映画に出演をしていた頃、
後藤さんのスケジュールが空いて、
1か月ほぼ休みになってしまいました。
岩尾さんに「頑張ってくれ」と思ってたけど、
実際に人気が出始めると「なんやねん」と思っていた後藤さん。

悔しい思いはずっとしていたそうです。

東野幸治からみたフットボールアワー

「行列のできる法律相談所」で一緒に出演することになって、
仕事しているときは、穏やかな様子を見せているが、
時々貧乏ゆすりとか、指を動かしたりとか、
イライラを隠そうとしているのがうかがえる。

相手から思うような答えが無くてイライラしているが、
表面上は東京の番組なので穏やかにふるまうように努力している風に見える。
「真摯に根気強く」やってる感じがするそうです。

後藤さんは「行列」の感から戦友と思ってるそうです。

岩尾さんはただの後輩だそうです(笑)
のんちゃん(岩尾さん)は独特の世界観があるので、
フットボールアワーは面白いコンビだと思ってるそうです。

後藤さんが出るバラエティー番組は、
どんどん人が減っていくので、
東野さんから「死神」と呼ばれているそうです。

岩尾さん曰く「一番危ないのは自分やけど、後藤に抗体を持ってる。」
なので、自分はセーフと勝手に思ってるそうです(笑)

東野さんだけは相談が出来る相手。
東野さんからの後藤さん情報は
「なんで不倫したらテレビ出られへんねん」と、
自分の太ももを殴ってるとか(笑)

根気強くイライラしてるのは不倫を我慢してるから?

千原ジュニアが語るフットボールアワーの魅力

後藤さんは芸人の中でも1.2位を争う芸人としてのリズム感。
引くリズム、出るリズム、喋りのリズム、ツッコミのリズム、
泳がせていくリズム等がピカイチ。

岩尾さんは「無理に打席には立たないけど、
打席に立ったら絶対当てて帰って来る。」
コメンテーターとしても芸人の中で当ててくるのはのんちゃん。

ワイドショーで取り扱いにくいニュースでも、
大喜利のお題と捉えて回答している。

芸人がコメンテーターをするなら、
のんちゃんを見習った方がいいと思うそうです。

フットボールアワーは二人とも、
仕事とプライベートに差はないとの事です。

千原ジュニアのコメントを聞いた岩尾さん。
「家で一人で見てたら泣いてます」

後藤が見た初めての千原ジュニアの姿

心斎橋2丁目劇場最後の頃、
フットボールアワーと千原兄弟は、
接点があるか無いかぐらいの頃だったそうです。

千原兄弟が頂点でフットボールアワーが末端だったので、
先ほどのコメントは有難いフットの二人は思っています。

最初の千原ジュニアは後藤さん曰く「怖かった」

2丁目劇場の事務所に入るのはタブーだったものの、

用事があって事務所の扉を開けた後藤さん。
応接セットの所でサングラスをかけて、
ふんぞり返る千原ジュニアに遭遇。

圧のある存在感に「すぐドアを閉めた」そうです。

芸人のお手本コメンテーター岩尾さん

ワイドショーのコメントは、真面目なことを言ってても、
「芸人さんが言ってる風」を保ってる岩尾さん。

ご本人曰く、「そんなに真面目に話すほど賢くないし、
面白い事に絡めて、しかし自分の意見を変えないコメント」
を心掛けてるそうです。

本当に何も出てこない事もあるようです。

コンビで喧嘩はあるか?

若い時はあったそうですが、ケンカにはならなかったそうです。
ネタ作りの時に言い合いになって、
後藤さんががヒートアップして「ワーっ」となったら、、
岩尾さんが泣くのでケンカにならないとの事。

岩尾さんも言い返そうと思ってるが、
気が付いたら涙がポロポロ流れてくるそうです(笑)

やすとものいたって真剣です フットボールアワー感想

どの芸人さんに対しても思うのですが、
特にM-1出場の漫才師の方々は、
優勝までの「1点集中」の所に頭が下がる思いです。

M-1で一度頂点を極めているのに、
2006年に再挑戦したフットボールアワー。
納得できなければ過去の栄光にすがらないところは
素晴らしいと思いました。

いつまでも過去の栄光に縛られて、
動けなくなっている人なんて、芸人さんに限らず、
自分みたいな無名な人間でも多かれ少なかれあると思うからです。

のんちゃんの泣き虫なところ、
きっと後藤さんに言いくるめられて悔しいんだろうけど、
ちょっと笑ってしまいます。

行列のできる法律相談所はたまに見てるので、
裏に半沢直樹を超える面白いドラマがない限り、
後藤さんもチェックしたいと思います。


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