大阪の渡船でサイクリング~その1「船町渡船場」~

サイクリング実践編?

ママチャリにまたがりサイクリング開始です。

船町(ふなまち)渡船場

区間 大阪市大正区鶴町一丁目⇔大阪市大正区船町一丁目
距離 75メートル
乗船時間 1分程度
平均乗降者数 193人/1日
参考:大阪市ホームページ

↓こちらが時刻表「船町」は上から4段目です
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1本目は船町の渡し船です。

船町にある工場への通勤によく使われるので、朝と夕方に行き来が盛んです。
日中は20分間隔での運航となります。
鶴町側は住宅地や商店街、IKEA鶴浜に東京インテリアと大型家具店が見られるようになりましたが、まだまだのどかな町です。
IKEAと東京インテリアの西側から見る夕日は、対岸のWTCや南港大橋の景色と相まってなかなか素晴らしいものがあります。

鶴町側の渡船場

 
 
こちらが待合室

 
 
時刻表もありますね

 
 
乗船します

 
 

遥か向こうに南港のWTCが見えます

 
 
船上から見た船町側の工場群

 
 
対岸の船町側の待合室

 
 
船町側から鶴町側に戻っていく渡船

船町側はここは前の記事でも書きましたが、工場地帯で巨大な建物が多くみられます。
通勤時間帯以外は道路の行き来は大型車が多く、人の通行は殆ど見られません。

対岸の船町側に着いたらひたすら大通りを走ります。
右側に日立造船の門が見え、正面には中山製鋼所の巨大なパイプのようなものが見えます。

左折しかできないので、左に曲がり巨大なパイプ?を右手に眺めつつ次の「木津川渡船」の案内を探します。

下の画像の通り、片側だけ螺旋状になっている新木津川大橋の手前に唯一渡船側に抜ける道があります。
その唯一の渡船の入り口は車両が関係者以外立ち入り禁止と表示があるので、一瞬渡船の乗り場行くことを躊躇しそうになりますが、入れないのは車両であり歩行者や自転車は入れますので引き返さないでください。

昼間の工場以外の場所はまるでゴーストタウン。
朝と夕方は通勤の方たちで一杯なので、行く時間を変えて2回以上行ってみられると面白いかもしれません。
工場巡りが好きな人には見ごたえ十分な建物がいっぱいあります。特に中山製鋼所は1989年公開になった「ブラックレイン」のロケ地にもなった場所なので、この映画のファンの方にはたまらないものとなりそうです。

今ではCM「三太郎シリーズ」の「桃ちゃん」でもお馴染みになった松田翔太と、私的には「あまちゃん」のミズタクを演じた松田龍平のお父様にあたる、松田優作が膀胱がんに侵されながら命がけで挑んだロケ地です。松田優作さんだけでなく、マイケルダグラス、そして吉本新喜劇の大御所で先日亡くなられた、「大阪名物パチパチパンチ」でお馴染みの島木譲二さんも出演されてましたね。

そんな記憶を重ねながら、古い工場街を見るとまた趣が変わると思います。


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