ゴダイゴの歌う銀河鉄道999に思いを馳せる~夏休みのおもひで~

1979年上映の「銀河鉄道999」の主題歌だった、
ゴダイゴの「銀河鉄道999」について書いてみたいと思います。

劇場版「銀河鉄道999」とは

1979年(昭和54年)の8月4日。
この日は、劇場版「銀河鉄道999 The Galaxy Express 999」が公開された日です。
詳細な観客動員数は分かりませんが、
当時小中学生が見込み客だった時に、
配給収入が16億を超えたという事なので、
単純に100万人以上は見に行ったと思われます。

主人公星野鉄郎がテレビ版よりもイケメンだったり、
テレビ版よりラブストーリーが入る部分があったりというのもあってか、
この年の邦画1位になります。この頃は映画として、
アニメ映画が認められてない時代でしたので、
快挙な記録となりました。

ゴダイゴが歌った同名タイトルの主題歌も、
オリコンシングルチャート第2位、
当時の音楽ランキング番組「ザ・ベストテン」でも、
第1位を連続9週獲得でした。

ゴダイゴ「銀河鉄道999」概要

楽曲データ

作詞奈良橋陽子(英語詞/山川啓介(日本語詞)、
作曲タケカワユキヒデ
編曲ミッキー吉野

「銀河鉄道999」他アーティストのカバーなど

EXILE TRIBEとVERBAL(m-flo)
堀江美都子
ミゲル

現在、マクドナルドのCMソングとして放映中

ゴダイゴの「銀河鉄道999」との出会い

ワタクシは当時小学生でした。
毎週テレビ版の「銀河鉄道999」を見てて、
どことなく「暗い」と感じる世界観。
だけど、銀河鉄道の名前の通り「空を飛ぶ機関車」が、
様々な星が停車駅という設定に惹きこまれてました。

その999が映画になって公開される、
しかも主題歌がゴダイゴ。

その頃、ゴダイゴはテレビドラマ「西遊記」の主題歌、
「ガンダーラ」「モンキーマジック」で歌番組に出るようになって、
ワタシとしては「歌詞に必ず英語が出てくる人たち」という認識でした。

それまでは女性のアイドルしか興味がなく、
「『999』の主題歌も英語の歌詞出てくるんかなイヤやな~」
と、思ってました(笑)

当時のゴダイゴは26~27歳くらいと、
今から見たら現役アイドルよりも若い人なのですが、
当時小学生のワタシには「おじさん達」でした。

実際、999のシングルが発売された時点では
ドラムのトミースナイダー以外、
メンバーは皆さん既婚者で、
中にはお父さんになってる人もいましたから。

そして、髪の長い男性も苦手でした。

そんな中、歌番組で初めて「銀河鉄道999」を聞いて、
メジャーな明るめの曲調と、音がだんだん高くなっていくところが、
どこか希望が見える未来があるように思える雰囲気、
宇宙空間を想像できるアレンジなどなど、
サビの歌詞が英語でしたが、子供心に刺さりました。
また、エレキベースの旋律にもグッと来ました。

歌番組があれば「銀河鉄道999」が聞けないかとスタンバイし、
お父さんの車に乗って出かける時はカーラジオから、
「銀河鉄道999」が流れてきたらテンションが上がる、
小学生時代を送りましたが、肝心の映画は、
「人混みが嫌い」と親から言われて、
小学生の自分だけで映画館に行くことも出来ず、
泣く泣く断念しました。

シンガーソングライターへの憧れ

当時は小学生でもバンドが好きな人が、
アイドルファンと同じくらいいたと思います。

今となっては死語?の「ニューミュージック」というジャンルで、
ゴダイゴの他にも今でも現役の「サザンオールスターズ」はじめ、
「ツイスト」「オフコース」「チューリップ」
ソロなら「円広志」「さだまさし」「八神純子」「中島みゆき」などなど、
自分で作詞作曲をして歌ったり演奏する人が、
カッコいいと思いました。

必死になってラジオ番組からカセットに、
好きな曲を録音して、飽きもせず聞いてました。

ここら辺の経験から、今一番好きな「久保田利伸」へと、
紆余曲折経て繋がっていきます(笑)

(久保田利伸氏が好きだから、Official髭男dismにもつながってると思います)

劇場版「銀河鉄道999」をやっと見る

あれだけ大ヒットしてて、死ぬほど見たかった、
劇場版「銀河鉄道999 The Galaxy Express」。
続編の「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」が、
上映される1981年にやっとテレビで見ることが出来ました。

テレビ版と違って、少し成長した星野鉄郎が、
メーテルに特別な感情を抱く所、
最初の希望とは真逆の野望が目覚めるところ、
そして最後の別れのシーンの後に流れる、
ゴダイゴの「銀河鉄道999」

この時、自分史上一番映画を見て泣きました。
そして、子供ながら「銀河鉄道999」の歌詞の意味を理解しました。

あぁ、また見たくなってきた。


映画の上映と、主題歌発売から40年以上経つものの、
ゴダイゴの「銀河鉄道999」は今も色褪せずに、
心地よい音で聞くことが出来ます。

映画で流れる999も、マクドナルドのCMソングとして流れるのと、
全く違う情景で聞くことが出来ると思います。

あの頃小学生だった私は、すっかりオバハンになってますが(^-^;


投稿日

カテゴリー:

, , ,

投稿者:

タグ: