パンダの赤ちゃん比較 一人っ子VS双子っ子・・そしてアニバーサリー

上野も和歌山も赤ちゃんパンダの話題でもちきり・・は大げさかもしれませんが、去年今年と「一人っ子」で生まれたパンダを見るにつれ、その毛皮までがピンクがかってる所に目が行きます。

一人っ子

上野編

上野動物園公式サイト

白浜編

白浜アドベンチャーワールドジャイアントパンダファミリーサイト

双子っ子

一人っ子パンダと同じ時期くらいの和歌山の双子、桜浜(オウヒン)桃浜(トウヒン)
此方は二頭一緒にお母さんの愛情、二頭占リンク先下の方の画像がそうです。
白浜アドベンチャーワールドジャイアントパンダファミリーサイト

どれもそれぞれの上段の子供だけの画像を見てみると、一人っ子の白い部分の毛が、双子のパンダよりピンクがかってみえませんか?
これは母親パンダが子供の体温を保つためと排せつを促すものなのですが、双子は舐められるのが分散されるからか一人っ子のようにピンクがかった色にはなっていません。
何故ピンク色になるのでしょうねぇ。ピンクピン太郎と名前の候補もちらっとあった上野のパンダ。女の子だからピン太郎はないかな。
愛情たっぷり頂いてる分、一人っ子の方がピンク色になるのかな。

だからと言って、双子の愛情が薄いことはないと思います。母親によっては双子の内一頭しか育てない母親もいるなか、初産から双子を育て上げた和歌山の良浜はすごいお母さんです。
シンシンも次の出産が双子だったら、どうなるのかな双子両方育ててほしいですね。上野もさらに盛り上がるでしょうね。

そして9月6日は・・

和歌山のお母さんパンダ良浜の17回目の誕生日です。

2000年9月6日に今は亡き母「梅梅(メイメイ)」と中国の施設にいた哈蘭(ハーラン)との間にアドベンチャーワールドで生まれました。
彼女の誕生によって、私のパンダオタク歴が始まりました。
子供の頃のやんちゃな姿から、肝っ玉かあさんになるまで色んな姿を見せてくれてありがとうございます。
良浜の映像を見てなかったら、こんなブログ書いてなかったと思います。

白浜のパンダは、母性を最優先する環境で子育てをしているとの事です。今まではパンダの子供が生まれたら、本国の中国でもすぐに人工飼育で育ててた所、パンダも「草食化」が進みなかなか子供が生まれない状態になって来ている状況であるという報告を受けて、良浜の「母性」に賭けた子育てに切り替えたとの事です。パンダの「母性待ち」は飼育員さんも根気の要る作業だったであろうと思われます。ドキュメント番組をオンデマンドで見たのですが、最初に「子育てのストレスで暴れる良浜」が紹介されていたので、子育てから解放されたくて暴れてるのかと思いきや、身体測定や子パンダの体調に異変が起きた時に、治療のため引き離されたときに、子供恋しさに暴れてるというという辺り、またまた目から汗が出てしまいました。
久しぶりに白浜に行ったときに、お母さんベッタリな結浜の姿にホッコリしたものですが、この親子の濃密な時間が将来結浜が母親になったときに子育てに活かされるだろうと期待されてます。

また父親の永明さんは次世代の為に筋力トレーニングをしているとの事ですが、このエピソードを知ったとき、子供を残そうと頑張って筋トレに励んでた神戸のありし日の興興(コウコウ)を思い出してまたまた目から汗が出ました。

可愛いだけでなく、子孫を残すためにパンダも飼育員さんも努力されてる事を知るにつれ、胸が熱くなる思いです。
これはどの絶滅危惧種にも言える事でしょう。

夏休み明けで憂鬱なこの時期ですが、アドベンチャーワールドは「HAPPY PANDA MONTH」なるイベントを行ってまして、6日の母良浜を皮切りに、14日は父親の永明(エイメイ)、そして18日は結浜(ユイヒン)のバースデーイベントがあります。
学校に行きたくないなら、上野動物園だけでなく、アドベンチャーワールド・・地元の学生さん以外はちょっと奮発しないといけないですが、行かれてみてパンダやイルカに癒され広大なサファリワールドで様々な動物と直に触れ合うと、少しは生きる力が湧いてくるかもしれません。
あぁ、会社で嫌な事あったから、パンダの画像に癒されたくて書いた記事ですが、本当にアドベンチャーワールドにまた行きたくなりました。

アナタも、会社や学校が嫌になったら最寄りの動物園に足を向けてみられてはいかがでしょうか?
人間とのしがらみに疲れてる分、もしかしたら前向きになれる何かを得られるかも??


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