大掃除や引っ越しで出て来た古い化粧品の使い道は?

年末に向けて大掃除や、引っ越しなどで、
未開封や使いかけの化粧品を発見することがあると思います。
勿体ないから使っていいか迷いますね。
どうしたらよいかをまとめてみました。

古い化粧品を使い続けるとどうなる?

古い化粧品を勿体無い!と取って置き、使い続けていると、
繁殖した細菌が毛穴に入り、そこからどうなるかと言いますと・・。

・炎症
・発疹
・シミ
・そばかす
・色素沈着
・くすみ
・ニキビ
・かぶれ
・かゆみ
・肌荒れ

等の肌トラブルを起こす原因となります。
敏感肌には超大問題ですねΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

基本的には、一度開封したら6か月を消費期限の目途にすることが望ましいそうです。

また、未開封のものだったら平気かと言うとそうでもなく、

・開封すると空気が入り込み、酸化が急激に進む
・化粧品によっては、品質が変化してしまい、肌トラブルの原因となる

上記のような可能性が高くなります。

ブランド物の化粧品(口紅など)をプレゼントなどで頂き、
普段使わないコスメなので、
未開封のまま飾って置く様なケースは多いと思いますが、
これが一番、気が付くと使用期限を超えて閉まっている事が多いのだとか。

友人の海外土産の口紅とか美容液入りのフェイスマスクとか、
外国製は人によっては合わないものもあるので厄介です。

高級なブランド物なので、「勿体無い」とそのまま保管を続けて、
例えば、急なデートやパーティーや同窓会などがありそのコスメを使ってしまうと・・・

綺麗になる為に使ったコスメがトラブルの原因となってしまう。
そんな悲しい事にならならい様に使用期限は注意したいですね。

化粧品による使用期限の違い

化粧品の種類によっても使用期限は違いますので、基本的な保存期間は要チェックです。
開封後使い切るまでの目安は以下の通りです。

〇基礎化粧品
・洗顔料:6ヶ月
・クレンジング:6ヶ月
・化粧水:6ヶ月
・乳液:6ヶ月
・美容液:6ヶ月
・クリーム:6ヶ月
〇ベースメイク
・パウダーファンデーション:1年
・リキッドファンデーション:6ヶ月
・フェイスパウダー:1年
・コンシーラー:6ヶ月
・日焼け止め:6ヶ月
〇ポイントメイクアイテム
・クリームチーク:半年以内
・パウダーチーク:1年
・マスカラ・アイシャドウリキッドタイプ・アイライナーリキッドタイプ:3ヶ月
・アイライナーペンシルタイプ・アイシャドウパウダータイプ:1年
・マニュア(ネイル):1年
・口紅:半年
・グロス:半年
〇オーガニックコスメや無添加化粧品:半年~1年
〇試供品:未開封でも1年以内

また、使用期限の表示の無いものもありますが、
それは、未開封であれば3年間は品質が保証されています

一度でも開封してしまうと保証外となってしまうので注意が必要です。

ただし、未開封のものも開けてみて以下の通りなら使用中止にしましょう。

・水分と固形部分が分離
・マニキュアのように蓋が固まる
・購入時から変色もしくは異臭がする
・つぶつぶが発生等質感が変化する
・肌が赤くなる発疹が出る

化粧品を長期保存するには

綺麗になる為の化粧品が肌トラブルの原因にさせない為にも、
保存方法にも気を配る事が安全に使うポイントでもあります。
安全に使う最大のポイントは「早めに使い切る事」ですが、
保存するためのポイントとしては以下のとおりです。

・冷蔵庫に保管する場合は、比較的温度差が緩やかなドアポケットや野菜室に保管する。
・容器のキャップをしっかり閉め、アルコール等の蒸発を防ぎ、ホコリや雑菌が入る事を防ぐ
・ポットタイプの化粧品は指では無く、スパチュラ(ヘラ)で取る
・開封日が分かるように日付をしっかりと書いておく
(100均で売ってるラベル等があれば小さい容器でも日付は書けますね)
・温度や湿度の高い場所は避ける
・余った化粧品を元に戻すことは、細菌の繁殖を促すのでやめる。
・容器の口元はティッシュで拭き取り清潔を保つ。(これも雑菌の繁殖防止ですね)
・直射日光を避けて保管する。
雑菌とは…表皮ブドウ球菌と黄色ブドウ球菌
表皮ブドウ球菌は肌の表皮にあり、
肌の保護をする菌とされてるとの事で美肌に繋がる菌と言われてます。
しかし、黄色ブドウ球菌ほどでないにしても体内で悪さをすることもあるようです。
黄色ブドウ球菌は、体に常駐する菌で健康な時であれば問題ないですが、
傷から入ったら化膿に繋がるとの事でこじらせると、
かゆみの原因になると言われています。

少しでも長く安全に使って、快適な毎日を過ごしたいですね。
若い頃は「ちょっと背伸びしたい」という思いで始めるメイクも、
ある程度の年になると最早「身だしなみ」であり、
「してないと周りに失礼」とまでとらえられてしまいますので、
化粧品の保管はしっかりしたいですね。

アトピー肌のワタクシですが、以前に比べたら敏感肌でも使える製品が増えたので、
余程重篤な時以外は最低限、顔のパーツがわかるくらいの化粧はしてます。・・とほほ・・。

化粧品のリサイクル方法

上記に記載した「即使用中止」「使用期限超過」のものでなければ、
以下のような使い方もできるようです。

念のためパッチテストを行ってから自己責任でお試し下さい。

・化粧水…入浴剤で使ってみる。しっとりタイプの化粧水なら保湿力アップになりますね。
・乳液…肘、膝等角質化が心配な箇所や、ヒップラインの集中ケアや、爪の甘皮のマッサージ。
・口紅…リキッドファンデーションベースの時のチーク代わりや、手づりキャンドルの素材に。
・ファンデーション…首、肩、デコルテに塗って紫外線予防、あと茶系のキャンドルにリメイク。
・チーク、アイシャドウ等…細かく砕いてトップコートに混ぜてオリジナルネイル。

ネイルやキャンドル等は直接肌に触れないリサイクル方法なので、
手づくりキャンドルに興味のある方はお試しあれ。

まとめ

季節ごとに新色が出たら、ついつい古い化粧品を使い切らないうち、
またいつの間にか紛失して大掃除や模様替え、
引っ越しの準備などで見つかったときにどうしようかと迷った経験は、
化粧をしたことがある方ならだれでもあると思います。

化粧品は食べ物と同じように扱い、使い切るようにしたいですね。
高額なものだと、捨てるの悲しいですから。。

私も頑張って、今使ってるコスメは容器空っぽにしたいです。


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