【バンド】体験記・サボり魔が一人いるだけでバンドメンバーへの不信感が募る~【辞めた】

前回の続きです。

病弱?サボり魔?のヴォーカルは練習期間半分もスタジオに来なかったと思います。
いないなら居ないで・・の練習にも慣れてしまいました。

バンド掛け持ちしてる人も、長期休暇の合間に家族旅行に出かけた人もスケジュール合わせて練習に出てくるのに奴だけは来ない。
そして、一番休んではいけないバンドクリニックを無断欠席。
急な不幸があったとか本人か家族が急病人になったならともかく・・。

これが普通に会社で起こったなら言語道断な事です。
私だって、このイベントに出ると決めてからそれ以前のスケジュールを日程変更を重ねに重ねまくり、仕事内容もこれはたまたまではあるけど土日が休みの業務に異動して、バンド練習に参加しやすい環境にしていったのです。
それまでは、サービス職の平日休みで土日に休みが取りづらい業務だったので、早退や休みを取るのも苦労しながらやってきてるわけです。
「一体どうなってるん?」

教室の受付のお姉さんも何度も奴の携帯に連絡しても出ない。

ヴォーカル不在のままクリニック開始。合わせる歌がないのに私はコーラスの役をその時急に、担当講師から言われて気が動転。
講師曰く「この曲のコーラスパートはキーが高いので女性がいいだろう」という事で、一応人前で歌った経験もある私という事で消去法で決まりました。
「いない声にどうやって合わせろと??」

さすがにバンド内も何とも言えない空気が漂ってたように思います。
私なら、友達や彼氏に同じことされてもキレます(笑)
「一言連絡よこせ」と。

ヴォーカルは友達との約束事やデートでドタキャンして、怒られたりハブられたりしたことないのでしょうか?
そこから疑問でした。まぁ、ルーズな人はいくつになってもその名残はあるのですが(汗)

何となくよどんだ空気の中クリニックが終わり、イベント用にバンド名とインタビューを受ける人を決めないといけないという事で、当然欠席裁判みたいにならない為にもヴォーカル以外で決めることになります。

そんなこんなが終わり、その夜ヴォーカルから一斉メール配信で

風邪ひいてました。連絡できなくてすいません。

という内容が来ました。
当時はLINEが始まったばかりの頃で、グループLINEをするという事がまだ知られてませんでした。

「はぁ?風邪?ちゃんと事前に連絡せぇや。今日は特に自分で連絡出来ない位の高熱なら家族や友達、恋人使ってでも連絡せなアカン日やろ。」呆れて果ててしまいました。

だけど、優しいのか事なかれ主義なのか他のメンバーの一斉送信メールは

「以後気を付けてもらいましょう。」

で終わり。中にはだんまりの奴まで・・・。

「バンドのイベントって練習に出る人には厳しいのに、どんな理由であれドタキャンする人には優しいんだ??」
他のメンバーの反応にも、不信感を覚えました。

そんな中私個人宛に、私と同じくバンド初体験のメンバーからメールが届いて

〇〇さんと、▽▽さん優し~。(事なかれ主義メールを送った人達)
ヴォーカルさんはこの期に及んで体調不良というなら、習い事より人間ドックを受けられることをお勧めします。自分はだらしないのや筋が通らない事は嫌いです。一番キツイ事言わなさそうな茶鈴子さんがヴォーカルさんにちゃんと言ってください。
友達でも知り合いでもない同士で連絡が無いのは失礼だと思います。

という、要は私からヴォーカルに説教しろという内容のものでした。

未成年に人間ドックって・・・一番キツイ事言わなさそうって・・どういう事やねん!!なめられてるって事?

日ごろからこのパートからキツイ事言われてて、ちょっとやだなぁって思ったけど、ドタキャンはどう考えてもよろしくないし、社会人になってからもこんな事になってヴォーカルのためにもならないと思って汚れ役をすることにしました。

ヴォーカル君
体は大丈夫ですか?熱はさがりましたか?
今日がどんな日かお分かりですよね?
センターやクリニックの先生にも心配や迷惑かけてるよね?
ドタキャンや無断欠席は信用無くすよ。
バンドは集団行動ってわかってるよね?

他人同士が関わる以上、事前に報告や連絡は必要です。

私はバンドが初めてで迷惑かけてばかりだけど、社会人経験者として言わせて頂きました。

次回の練習の時はもう言わないから、元気になって来てください。

我ながらはらわた煮えくりかえる怒りを抑えて穏便に書いたなぁと思える内容でした(ぉぃ)
普通の心臓ならこんな状況の時、出づらくなっているはずなので。口先だけは「もう何も言わない」と決めたので(笑)

そのあと事実上のリーダーともいえる最初に事なかれなメールを送った〇〇さんから個人宛メールが来て

汚れ役やらせて申し訳ありませんでした。
ほんとその通りです。
自分は逃げてました云々

という謝罪メールでした。▽▽さんも次の練習の時に直接「自分が言われてるみたいに反省した。」と言ってくれました。
以後、〇〇さんと▽▽さんはこの後もヴォーカルが欠席したときは奴に注意するメールをしてくれるようになりました。

ヴォーカル本人からも

すいませんでした

と再びメール。

でも、こんな文言ふてくされててもかけるからなぁと歪んだ感情が芽生えてしまいました。

そして一番腹立たしいのは、私に説教メールをするようにメールよこしてきた奴から、メールでも直接でもお礼も謝罪もなかった事でした。

忘れっぽい人なのかもしれないけど、説教メールを勧めてきたアンタが一番筋通ってへんやん。

私の中ではモヤモヤが消えないまま本番を迎えます。


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