【バンド】体験記・2ステージ目人が変わってももやもやは消えない【辞めた】

1度目のバンドで「もう、寄せ集めのバンドイベントに参加するのはやめよう。」と思ってました。
にわかバンドのメンバー様達は「音楽が好き」という以外はあまりにも考えか方が違いすぎるからです。

それでも「最後の1回だけ」と参加することにしたのは、これも前回以上に好きなアーティストの曲だったことです。
私には「アーティスト愛」しかありませんでした。

これがにわかバンドにとっては「曲者」になる場合があります。
私の場合はまさに私そのものがトラブルメーカーで台風そのものになりました。

私のブラックな面がますます出ますので、あんたら覚悟しいやぁ。(←岩下志麻風)

2回目のバンドの初顔合わせは、同じ日時にどうしても抜けられない外したくない予定が入っていたので参加しませんでした。
今となっては、その予定の方がバンドより大事だったんだということで、私の中ではすでに答えが出ていたのかもしれません。
冠婚葬祭ではありませんでしたが、この予定を逃したら当分「会いたい人にも会えない」状況になるので私にとっては仕方のないことでした。

そして私はいきなりスタジオで2回目のバンドと初顔合わせでした。
メンバーさんとは前回同様メールの一斉送信でのやり取りでした。

皆さんほとんど若い人で、正直おばはんの私にはつらいものがありました。
おたくら絶対私の好きなアーティストの凄さ知らんやろ?
お父様かお母様がそのアーティストのファンだったのですか?と聞きたくなるくらい若い子が多かったです。
前回の最年少の未成年でこそなかったけど、どれだけ年上に見積もっても20代前半の子や、メインは年行ってても30代前半位。
おばはんの私が無我夢中になるアーティストのリアルタイムな活躍っぷりを知らない年代。

「前回みたいになめられないようにしないと・・」と思いました。
なので、不安に思ってることや疑問に思ってることは、溜めないようにしようと、頑張らなくていいことまで頑張ってしまいました。

メンバーは私が課題曲のアーティストのファンだと知って、「ライブではどんな展開ですか?」と聞かれて、私が答えても「ふーん」で終わり、ライブに取り込む気配なし。
正直、好きなアーティストの定番曲だけど、曲調が単調なのでアマチュアの技量が足りないものがやるなら、ノリやグルーヴでカバーしないと本当につまらない曲になってしまいます。
コーラスもヴォーカル以外に一人だけでは薄いので、もう一人ハモってほしい所でも、またコーラス担当は私だけになる。
そしてバンドの肝といえる楽器のパートが決まってないので、前のバンドの楽器担当者に「メールでお願いしてみようか?」と提案して「いいですね。」「参加してくれるといいですね。」とそれぞれが、欠員の穴埋めができることを期待していたので、私は前のバンドのメンバーに「このパートが未定なのでお願いできませんか?」とメールしたところ、方や本業が多忙。方や掛け持ちで多忙(前回のバンドの都合の悪いことはだんまりさんです。)

真偽はわかりませんが、どちらもバンドには出られないとのことでした。

「抜けてるパートをお願いしたけど、返事はダメでした。」とメールした後、誰からも「残念だった」も「お疲れ様」も反応がなかったことに不信感を覚えました。
これも「今どきの若者あるある」なんですか?
別にねぎらいの言葉がほしいのではないですが、普通こういう時一言くらい何かありませんこと?
これ、趣味の集まりだからってなめてんの?一応参加費用は発生してるから完全なお遊びじゃないはず。
仕事でも「報連相」は大事なんだから、遊びじゃない以上せめてリーダー位は「お疲れ様でした」という言葉があってもいいところ。

普段会わないときは、メールしか連絡手段がないのだから、最低限の反応はほしいところです。
正直に「あなたたちは、バンドのメンバーが決まるか否かのときも、だんまりなのですか?そんなことされると不信感が募ります。」とメールしても返事なし。
リーダーとは別のやつは「茶鈴子さんはピアノを習ってどれくらいですか?」と何度も聞いてきてまるで「そんなに習っててその程度」という空気が読み取れてしまいました。
はい、そうですよ?私プロになるつもりもないし、楽しく習えたらそれでよい人ですから?
「私浮いてるなぁ」って思いながらも、練習だけは参加してました。

そして、バンド練習のさなかアーティスト本人のライブに行くことになり、感想を言ってもなしのつぶて。

「こいつら、本当にこの曲やりたいのかな?曲に惚れ込んでへんのちゃうの?」
バンドの名前を決める時も、私のアーティスト愛を込めたファンなら吹き出しそうな名前を候補に挙げても、先生が冗談半分でつけた名前のほうに多数決で決定。
もやもやイライラが爆発して、メールのやり取りも最後は半ば相手を怒らせる口調で書き殴りました。「バンドも教室もやめる覚悟で書いてる」とも書き殴りました。
リーダーのほうが「バンドを降りたい」と言ってきたので「いえいえ、私が降ります。」と一斉送信した後、皆さんのメルアド受信拒否設定。
リーダーのやつ前のバンドのメンバーの誰かが「茶鈴子さんってどうなん?」って言ってたって悪口をほのめかすメールをよこしました。
前回のさぼり魔が言ったのなら「お前が言うな」ですし、都合の悪いことはだんまりも音楽スキル的には高い人であってもやっぱり「お前が言うな」です。
ほかの人だったとしても、もう会うこともないので「言いたきゃいえば?」とブラック茶鈴子。
きっと思い通りのバンド名にならなかったから駄々こねて辞めたと思われてるだろうなぁ。
私の中ではつもりに積もった事が爆発したんだけど。

教室にも封書でバンドをやめる旨連絡し、休み明けに改めて電話で事情を説明しました。

傍から見たら、私が老害そのもののわがまま婆になりました。
自分自身でも最悪だと思います。

私にとっては「思い入れのある曲」も彼らにとっては「自分の音楽スキルでやれるから参加してみただけの曲」
この温度差は大きいです。何事にも反応が薄いことに失望しました。

それに、アーティスト本人のライブを見てしまってから「こんなスキルで人前に出てもいいのか?」と不安に思ったこともやめてしまおうと思った理由の一つです。
練習中も、楽器がそろってないせいもあるかもしれないけど、「こんな平坦でメリハリない状態じゃ、眠たくなる~~。」って自分の下手さも相まってそう思いました。

バンドの皆さんの事を引っ掻き回したことについては申し訳ない気持ちはありますが、辞めた事には全く後悔はありません。
あのモヤモヤした気持ちで、本番に臨んでもいいパフォーマンスは出来なかったと思います。

私の担当講師は、プロでも活躍されてる人なので、バンドイベントに穴をあけることになった私は、きっと教え子も首になるだろうと思いました。
実際、発表会の最中に「うまく演奏できなかった」と悔し泣きをした生徒がいたので、後日「教え子首」にしたという話を聞いていたからです。

担当講師とは、教室が長期休業だったのでなかなか会えないので電話で事情を説明。
講師は、ライブ当日に迷惑をかけなかったからと「教え子首」にはしないていてくださいました。
「つらかったな。泣きたかったら泣いてもええよ。」と言ってくださり、電話口で泣きました。

もともと一人で孤独なら耐えられますが、大勢人がいる(バンドメンバーがいる)のに孤独って本当につらいです。
このことで、会社でも家でも友達の前でも泣くことはできなかったので、先生との電話だけが頼みの綱でした。

これに懲りて、私は当面ピアノの発表はソロ活動を頑張ることにしてます。
もし、バンドをすることになっても、今の音楽教室の系列では参加しません。

最後に皮肉も込めて・・・

私の音楽教室でバンド活動を続けるコツ
・とにかく自分が演奏に専念できることだけを考える
・臭いものには蓋をしろ(さぼり魔が肝心なときに無断欠席をしたとき事なかれ主義なメールをしたのはいずれもバンド経験者)
・長いものにはまかれろ(バンド名決定は問答無用でクリニック講師が決めたもの)

良かれと思って意見しても黙殺されてしまうとね・・・。

一人で頑張る間に、腕あげてジャムセッションに出られる位になりたいですね。
ジャムセッションならぶっつけ本番なので、練習中のごたごたはないので。
その代りこけたら大変なことになるので、本当に練習していかないとだめですが・・・。

毒ばかりはいてもただのお目汚しになるので、建設的な事も追記させて頂きますと…。

通ってる教室のバンドイベントに参加をするときの注意点
・受付の人に概要やイベントの雰囲気を聞いておくこと
・万が一家庭や仕事の都合で出られなくなった場合の対応はどうなっているか?
・参加するアナタは色々提案や意見交換しながらバンドを完成させたいのか?それもと先生や先輩の言う通りに従うのか?

これは通ってる教室のカラーによると思います。中にはバンドごと受け入れてレッスンする教室もあるようですので
そこでなら、もう気ごころ知れた者同士、切磋琢磨も意見交換も出来て時に喧嘩上等で、いい事もイヤな事も含めて成長材料になると思います。

寄せ集めバンドはロシアンルーレットです。


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