2018桜の花見は吉野山へ~青の交響曲~で優雅に散策

花見のシーズンはどこに花見に行くか悩ましいですね。
下千本、中千本、上千本、奥千本と長い間花見が楽しめる、奈良県吉野山がどんなところか見てみたいと思います。

2018年開花予報

2018年の奈良県の桜の開花予報は3/30
この冬が何十年ぶりの大寒波なので、いつ頃開花するのか気がかりですが今年も三月末からが開花時期のようです。

下千本の見ごろは3月27日から約一週間、満開日は3月31日
、中千本で3月28日から約一週間、満開予定日は4月1日、上千本は3月31日から約一週間、満開予定日は4月4日頃、奥千本は4月3日から約一週間、満開予定日は4月9日ほどと予想されます。
3月1日に公式発表されるとの事ですので、またコチラがわかり次第加筆修正させて頂きます。

混雑予想

上記の見ごろの頃は、土日平日関わらず混んでるという心づもりで。
土日は関西の他府県から、平日も国内外のツアー客で賑わいます。

バスで楽々桜を見に行ける「吉野山奥千本ライン」もありますので、体力に自信はないけど桜が見たい方も、桜を楽しめます。運賃は利用する距離によって変動があります。大人で170円~500円子供で90円~250円です。

吉野山のアクセス

●東京~京都方面から
新幹線で京都まで出て、京都から近鉄電車利用(京都~橿原神宮前特急利用で54分、橿原神宮前~吉野は特理利用で39分)
●名古屋方面から
近鉄名古屋~大和八木~橿原神宮前~吉野(近鉄名古屋~大和八木は特急利用で1時間47分、大和八木~橿原神宮前は特急利用で5分、橿原神宮前~吉野は特急利用で39分)
●神戸・大阪方面から
三ノ宮~大阪(梅田)はJR始め各線利用。大阪~天王寺はJR環状線利用か、梅田~天王寺を大阪市営地下鉄御堂筋線利用、近鉄阿部野橋~吉野(近鉄特急利用で1時間16分)
※天王寺と近鉄阿倍野橋は通りを挟んで隣同士です。
●中国・四国・九州方面から
新幹線で新大阪まで出て、JR利用で大阪~天王寺に出て近鉄阿部野橋~吉野(近鉄特急利用で1時間16分)

2016年9月デビューの青の交響曲(あおのシンフォニー)で吉野に行ってみましょう

青の交響曲(あおのシンフォニー)

2016年9月から運行の「青の交響曲」は前身の「さくらライナー」をはるかに上回る豪華車両となっています。

〇大阪阿部野橋からの運賃
大人720円 内訳:特急料金510円 特別車両料金210円
小児370円 内訳:特急料金260円 特別車両料金110円
(片道普通運賃 大阪阿部野橋〜吉野 大人:970円 小児:490円)
青の交響曲は往復2便出てます。

大阪阿部野橋⇒吉野 吉野⇒大阪阿部野橋
第一便 10:10⇒11:26(平日・土日祝とも) 第二便 12:34⇒13:51(平日・土日祝とも)
第三便 14:10⇒15:26(平日・土日祝とも) 第四便 16:04⇒17:22(平日・土日祝とも)

お彼岸時期や花見時期以外の水曜日は特急は運休です。
急行の利用になりますので、特急料金はかかりません。

〇チケットの予約
特急のネット予約サービス

〇席の種類
座席スペース(1号車と3号車)
サロン席(テーブル備え付け)3~4人利用に最適(1号車と3号車)
ラウンジ車両 バーカウンター/ライブラリー併設(2号車)
車いす対応(1号車)

〇車内販売商品
普段の近鉄特急では味わえない限定スイーツ「季節のオリジナルケーキセット」1100円、「西吉野の柿スイーツセット」はコーヒーか紅茶付きで650円、奈良の名産品使用のジェラートは350円、中でも吉野梨のジェラートは限定販売で無くなり次第終了のレア商品です。
また、奈良に来たら食べておきたい柿の葉寿司や奈良名産品を使用の軽食、ドリンク類等も多数用意されてます。

車内販売の商品は350円のリーズナブルなものから、限定商品2000円まで多種多様です。

好ましい服装

やはり山登りがメインとなるので動きやすく、多少汚れても大丈夫な服装が好ましいでしょう。
「花冷え」になる事も考えられますので、脱ぎ着しやすい上着があると便利です。
出来れば軽登山靴位履いていけたら足の負担も軽くて済むと思います。
馬鹿な私は大昔ローファーで行っても不便はしませんでしたが、やはり山道は歩き辛かったです。
それに山の天気は変わりやすいので、折り畳み傘やレインポンチョがあるとイザという時便利です。

近鉄吉野に着いたら

駅前から少し歩いた所で日本最古のロープウェイ「吉野山ロープウェイ」の千本口駅があります。
運賃は大人360円、子供180円
移動時間は大体3分程度です。ロープウェイからの景色を見たい人にはおススメ。

私は昨年節約コースでロープウェイを使わずに下千本に向かいましたが、足腰に自信があればロープウェイ無しでも十分登れます。
ロープウェイから見る景色もまた素敵ですが、画像が無いので申し訳ございません。

ロープウェイを使わなかったら「七曲り」を通るのですが、これがなかなかのヘアピンカーブです。
いい時期にあたれば、辺り一面ソメイヨシノが咲き乱れて絶景ですよ。

七曲りを登りきったところで吉野山ロープウェイの「吉野山駅」の所に出ます。
通りに沿って、飲食店やお土産屋さんがいっぱいあります。
大体「吉野葛」を素にしたくずもちや葛切り、桜の時期には桜の塩漬け入りの葛餅が食べられるお店もあります。
また吉野杉を使った工芸品などが販売されてます。私はまげわっぱに興味津々です。
途中「黒門」「銅の鳥居」など、撮影スポットを通り抜け中千本の辺りに入ると世界遺産にも登録された修体道の総本山「金峯山寺蔵王堂(きんぷせんじざおうどう)」があります。
蔵王堂は外観だけでも迫力あります。

花見の時期は「日本最大秘仏本尊 特別ご開帳」の時期にも重なります。
2018年は3月31日から5月6日までの期間、金剛蔵王大権現3体を見ることが出来ます。
拝観時間は8:30~16:30迄(受付は16:00迄)
3月1日から近鉄で「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」発売されますので、また色々とお得な特典もついてくるかもしれません。
詳細は近鉄のホームページでご確認下さい。

それと同じ敷地内に幾つかお堂があるのですが、蔵王堂のある所から眼下に広がる建物と桜の木々は本当にキレイです。
これも足を運んでみて頂きたいです。

蔵王堂を出て少し歩くと、郵便局があり記念切手の販売等がされてます。
昨年行ってみて驚いたのが、景観を損ねないように建てられた「モスバーガー」がありました。
吉野限定メニューがあるかは、まだ未確認です(;・∀・)
都市伝説になってるようです。
この時「超節約花見」をしていたので、自宅から弁当持参で行ったものですから、メインディッシュを食べるだけの空腹感はありませんでした。
お弁当を食べる場所は、通りのお店の裏手に回れば結構あります。桜を見ながら食べる弁当は自作の弁当でもよかったです。
松花堂弁当くらい食べれたらもっと良かったですが。

蔵王堂の余韻冷めやらぬ頃に到着するのが「東南院」此方の枝垂桜がこちら

更に進むと上千本の「竹林院」布引桜に夢見桜とロマンチックな名前の桜並木が続き、滝桜、雲井の桜と見ごたえのある桜並木が続きます。
ここら辺まで上がると、4月になってからの方が見ごろかもしれません。

桜並木と山登りを堪能した後は、また近鉄で帰路に就くわけですが、途中喉が渇いた時にサラッと飲みたいのがこれです。

さくら咲くラムネ

受験生にも縁起がよさそうなラムネです。

そして、桜とヨモギとバニラのトリプルが味わえるソフトクリーム

目で楽しみ、味覚も楽しみ運動不足解消して、青の交響曲でちょっと贅沢をして・・。
2018年の吉野の花見も楽しみですね。


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