7月は番組改編時期ですね。
ワタクシもドラマレビューをしてようと思います。
絶対零度~未然犯罪潜入捜査
ある事件がきっかけで総務部資料課分室への異動を命じられる。
資料課分室のメンバーは、痴漢容疑者への必要以上の暴行で異動させられた小田切唯(本田翼)、
入庁以来ずっと資料課にいる人づき合いが苦手な南彦太郎(柄本時生)、
さまざまな部署をたらい回しにされてきた田村薫(平田満)という、
警察内のトラブルメーカーばかり。だが、実はこの資料課分室には、
刑事企画課特別捜査官・東堂定春(伊藤淳史)が中心となって
秘密裏に進められてきたある重要プロジェクトが託されていた。
それは、日本国民のあらゆる個人情報――通信記録や金融機関の出入金記録、
監視カメラの映像といったビッグデータを解析し、
過去15年分の犯罪記録と照らし合わせることによって、
AIがこれから起こる重大犯罪、
主に殺人を犯す可能性が高い危険人物を割り出す未然犯罪捜査システム、
通称『ミハン』システムの実用化プロジェクトだった。

一方、特殊捜査班のメンバーだった山内徹(横山裕)は、
バディを組んでいた桜木泉(上戸彩)の失踪事件がきっかけで、
チームが解散になった後も独自に彼女の行方を追い続けていた。
だが、やがて捜査は行き詰まり、
その無力感と警察組織への不信感から上司を殴ってしまい、
資料課分室への異動を命じられる。
ミハンシステムが割り出すのは殺人を犯す危険性のある人物。
しかし、いつ、どこで、誰を、なぜ殺すのかはわからない。
山内は、冤罪を生み出す可能性もあるミハンシステムに対して疑念を抱いていた。
「公にはできない捜査で、あなたたちの身に何かが起きても警察は助けてくれない。
切り捨てられて終わりだ」。山内は、そう井沢に告げる。
そんな中、ミハンシステムがテストケースNo.5の危険人物を割り出し……。
参照:フジテレビ公式
第一話の大まかなあらすじ
参考:一話ストーリー完全版
No.5の危険人物は株式会社リッチ・ウエストの富樫伸生(武井壮)だった。
富樫は、共同経営の西田俊(米村亮太朗)とともに表向きクラブ経営の傍ら
海外配信のアダルトサイトを始め法律すれすれの仕事をしている人物。
富樫は闇サイトでサイレンサーを購入したり、
奥多摩に一人で出かけたりしている。
殺人の下準備?
また1年前からネットの銀行口座に毎月会社以外から高額な振り込みがあった。
井沢は仲間割れを視野に捜査開始。
山内を富樫の店にバーテンダーとして潜入させて
富樫が拠点にしている事務所に忍び込み、事務所内で極端に片付けられたる場所を
田村が持ってきたルミノールを噴射すると、辺り一面青白く光り血液反応があった。
DNA鑑定で殺されたと判明したのは、危険人物だった富樫だった。
井沢はミハンが富樫を危険人物と割り出したか調査のため西田をマーク。
西田は商社で発展途上国のエネルギー事業に従事する須藤(成河)と、
貴金属店経営の前川(山本浩司)を拉致して脅迫していた。
須藤と前川は高校の同級生同士だった。
殺された富樫が行方不明になった時期に、須藤が奥多摩の山中にいた事が判明。
山内はその場所で「何者かが遺体を埋めてるのを見た」とタレコミをする。
見つかった遺体は富樫だった。
山内は「ミハンの予測は間違っていたから、これ以上ターゲットを泳がすべきでない。」と東堂に言う。
東堂は「なぜこういう予測が出たのか知りたい」と井沢たちに捜査の続行を命じる。
須藤の会社に派遣社員として潜り込んだ小田切や、須藤の金の流れを調べていた南の調査から、
須藤は会社の金を横領して投資して失敗していたと判明。
須藤は富樫の金を使って穴埋めをしようとする。
彼らは金塊の密輸をしていた。
山内の調査で、須藤は富樫の息のかかった名簿業者から多重債務者のリストを買ったのをきっかけに
富樫と須藤が繋がった事を知る。
須藤は多重債務者を使って金塊の運び屋にしていた。
須藤の計画を知った富樫は首を突っ込みトラブルに巻き込まれたと考えられた。
西田も富樫を殺したのは須藤と考えてる様子。
須藤が次の危険人物とリストアップされた。
井沢はミハンに対して批判的な山内に、「富樫の遺体が発見されて警察が動き出し、
西田からも疑われている。須藤は何をするか分からない。その引き金を引いたのは君だ」と言い放つ。
その頃、行方不明の桜木泉はベトナムに潜伏。
潜伏先に何者かが押し入ってきて、桜木はそのまま逃亡する。
前川の店に仕掛けた盗撮映像から、須藤たちの計画が判明。
香港で買い付けた金塊を仁川発成田行きの飛行機で運ぶ予定だった。
須藤は計画成功の後、西田を殺害する可能性があった。
須藤は西田の部下にも金を掴ませていた。
犯行当日、井沢は須藤と西田をマークする。
西田は成田空港にいる須藤の元に向かっていた。
運び屋の様子も計画とは違う動きに気付く井沢たち。
須藤は西田を殺すと思われていたが、実は西田を引き込み金塊を渡そうとしていた。
須藤が富樫から奪った銃で殺そうとしていたのは、同級生の前川だった。
前川が出資した金塊を奪い、口封じをするのが狙いだった。
須藤は嵌められてると知らずにやってきた前川をスタンガンで気絶させて、山奥に連れて行った。
そこにNシステムを利用して追跡いていた井沢たちが現れた。
須藤は「正当防衛」を主張し、井沢に発砲をする。
最初の危険人物の富樫は須藤を殺そうとしていた。
だが、須藤は身を守ろうとして謀らずも富樫を殺してしまった。
…からの正当防衛の主張だった。
井沢は、須藤を組み伏せ、須藤に向かって銃を撃ち続けた。
弾丸は須藤の頭をかすった。
前川・須藤・西田の三人は逮捕され、事件は東堂と警察庁次長の町田博隆(中村育二)によって処理された。
そして東堂に桜木が何者かに殺害されたと連絡が入り、東堂から井沢と山内にも告げられた…。
個人的感想
今までの主演は上戸彩だったのが、今回からエロ男爵の沢村一樹。
番組レビューサイトでは「上戸彩じゃないなら見ない」とか
「主演が変わるなら『絶対零度』のタイトルじゃなくてもいいのでは?」
と様々な意見が出てますね。
これからの流れを見て行き、どこかで「絶対零度」だと感じる場面が出てくることに期待したいと思います。
今回初登場の本田翼の立ち回りはカッコいいと思います。
あぁ、手足の長いお嬢さんに生まれたかったです。
井沢には深い闇がありそうですね。普段は飄々としげる雰囲気ですが。
そして横山裕演じる山内が、ミハンに対して批判的な所から始まってますが、
気持ちがどのように変化していくのかも見て行きたいと思います。
筋肉隆々の武井壮があっさり殺されてしまう役柄はちょっと残念。
そのライオンをやっつけた武勇伝?が生かせる立ち回りがあってから・・
だと武井氏も見せ場があってもっと良かったのかもと思います。
そして、今まで主演だった桜木泉は、実は生きてるという大どんでん返しがあると勝手に予想します。
この第一話だって、どんでん返しの連続でした。
第二話はどんなどんでん返しがあるのか、更に期待したいと思います。