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絶対零度~ストーリー#2~プロローグ
失踪していた特殊班捜査員・桜木泉(上戸彩)がベトナムで殺害され、
遺体となって発見されたことを知る。
ミハン責任者の東堂定春(伊藤淳史)は、元バディの死に山内が受けたであろうショックを憂慮して休暇を取らせようとする。
だが山内は、休もうとはしなかった。
ミハンが割り出した新たな危険人物は、独身で身よりもいない料理人の藤井早紀(黒谷友香)だった。
早紀は、有名創作料理店の総料理長であると同時に、13年前から子どもたちに無料で食事を提供するこども食堂の運営にも取り組んでいた。
ミハンが早紀を危険人物だと判断したのは、植物から抽出した毒物を海外から仕入れていたからだ。
しかも彼女は、すでに遺言状を作成しており、死を覚悟している可能性も考えられた。
小田切唯(本田翼)は、料理人志望者として早紀に接近。井沢も、
早紀が運営するこども食堂のスタッフとして潜入する。ほどなく井沢たちは、
早紀が世間を震撼させた少年犯罪――関東女子高生連続殺人事件について調べていたことを知り……。
引用:番組公式
大まかなあらすじ(ネタバレ注意)
今回の危険人物の藤井早紀(黒谷友香)の元に料理人志願者として小田切が潜入。
立ち回りが上手い小田切さん、料理も上手です。
井沢も子ども食堂のスタッフとして潜り込み、小田切と一緒に藤井を監視。
一方山内たちは藤井の家に潜入。ICレコーダー発見。
2010年に起きた関東女子高生連続殺人の週刊誌を発見。
殺人犯の少年・津田は現在23歳。そのうち何かしでかすのではと山内は疑う。
井沢たちは、藤井早紀の周辺を洗い、
殺された少女の一人、元宮ナナミは藤井早紀の子ども食堂の教え子だったと突き止める。
ナナミはお母さんを亡くし、元気を失くしてた。
子供食堂に通ううちに元気を取り戻し、料理が作れるようになりたいと早紀に憧れるようになる。
料理の合宿で山菜採りに行ってる時に、連続殺人の被害にあったので、
料理の世界に引き入れたからナナミは亡くなったのではと早紀は悔やんでる。
南が元宮ナナミを調べるうちには施設から貰われた子供と判った。
ナナミの本当の母親は分からないとの事。
その一方で、藤井早紀は19歳の頃に産婦人科に頻繁に通う履歴が残ってるとの事。
もしかして本当の親子か?
早紀は殺人犯・津田の場所を突き止めた。
津田に「元宮ナナミを殺したのはあんたか」と尋ねた。
津田は「本当はやってない」と答えたという。
早紀は津田に接触した際に、津田の声を録音していた。
小田切は早紀の唾液を採取して、元宮ナナミとのDNAを調べた。
実の親子と判明したとの事。
山内は桜木との思い出を回顧していた。
桜木泉は「遺族や被害者の願いを叶えてあげるところが、この仕事にやりがい」と言っていた。
井沢は関東少女連続殺人の担当刑事に接触。
津田は否認したが、検察が津田を犯人と断定したとの事。
早紀は科捜研に声を持ち込む。
津田の声、真犯人の声、ナナミが早紀に助けを求めた時の伝言メッセージの三種類。
ナナミの最後のメッセージの背後に男の声が聞こえたとの事。
山内は津田の他に、ナナミが殺された時の現場の猟友会のメンバーも当たった方が良いと提案。
元最高裁判所長官で時期代議士候補の小松原が真犯人として浮上。
小松原は当時ナナミを誤射した後、当時はやってた関東少女連続殺人に便乗して、ナナミを見殺しにした。
殺人は犯してなくても、法の番人としての信用は失墜する。
あちこちに手をまわして、連続殺人の被害者に仕立てたと思われる。
一方、藤井早紀が科捜研で調べた声は。
ナナミの留守電に残ってた男性の声と、小松原の声が一致した。
早紀に殺人はさせないと井沢。
山内は「守らないといけないのはクズ(小松原)だ」ジレンマを抱く。
早紀は夜のVIP(小松原)の料理は自ら作ると、料理人たちにつげて毒物の入った料理を出そうとした。
小松原は人数が増えたから、大宴会場の場所に急遽変えたとの事。
小松原は街頭演説をしてる所に、早紀は現れた。
刃物を小松原に向けようとしたところに、井沢たちが現れて殺人を未然に防いだ。
小田切は早紀に、ノイズの消えたナナミのメッセージを聞かせた。
最後に何故、早紀に電話をしたのか?
ナナミも早紀が本当の母親だと気付いていたからだった。。。
東堂から山内に、桜木泉殺害の捜査は打ち切りになったと知らされた。
桜木さんが望んでる事は事件を未解決にしないこと。
山内は東堂に桜木の再捜査を依頼した。
桜木泉の書き残したノートに井沢の名前。
東堂のミハンシステムに浮上した危険人物も井沢。
そして、殺人を犯しながら政治家になろうとした小松原の怪死。
謎は深まります。
ざっくり感想
桜木泉は焼き殺されたような話になってるようです。
ますます、話が進むにつれて「実は生きている」の可能性が出てきたように思います。
物語最後の方でも、捜査が打ち切りになる辺りもさらに、「実は生きている」につなげたい気持ちにもっていかれます。
黒谷友香演ずる藤井早紀が今回の危険人物
サリンより強いリシンを使って料理するって怖いなぁ。
遺書の準備をして死ぬ覚悟だという事ですが、自分の命を投げうってでも誰かを殺したい?
何が目的なのでしょう。
順を追うにつれ、命がけで殺したい人物が分かり、最後の方では泣きそうになりながらタイピングしてました。
成敗したいのに、手を下せない歯がゆさ。でも手を下しても亡くなった我が子は喜ばない。
世の中の不条理を感じます。
井沢さん。やっぱり闇が深いです。