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絶対零度~ストーリー#3~プロローグ
井沢範人(沢村一樹)らは、「ミハン」システムが割り出した新たな危険人物・若槻真帆(柴田杏花)の捜査を始める。
真帆は、エリート大学として知られる私立栄明大学の学生だったが、1年前、大学近くの雑居ビルから飛び降り自殺を図り、現在も意識不明のまま入院中だった。その間、真帆の通信記録や銀行口座の出入金記録など個人データに動きはなかった。だが、先週になって真帆のスマートフォンから彼女が所属していたテニスサークルのSNSグループに「復讐してやる」というメッセージが送られたという。しかも、同じスマートフォンから大量の医療用ニトログリセリンが購入されていた。
井沢は、昏睡状態の真帆にはメッセージを送ることもニトロを買うこともできないことから、真犯人は真帆に成りすまして自殺の復讐をしようとしている可能性に言及し、小田切唯(本田翼)と田村薫(平田満)を入院先の病院へ潜入させる。そこで小田切は、真帆の父親で、プラスチック製品専門の町工場を経営する周作(遠山俊也)に接触する。
一方、山内徹(横山裕)は、大手企業の御曹司で、テニスサークルの代表を務める湯川司(佐野岳)が学生起業したカフェバーを訪れる。その店は、サークルメンバーのたまり場で、自殺未遂騒動の後、周作も訪れていた。
真帆がなぜ1年前に自殺未遂したのか。そこに今回の危険人物を見つける鍵がある――小田切は過去のトラウマから、この事件にのめりこんで行く。山内やミハンメンバーはそれを心配するのだが……。
引用:番組公式
テレビ見ながら実況(ネタバレ注意)
ミハンのメンバーは
真帆の自殺の原因を探るところから始めた。
小田切は湯川の経営するカフェバーにバイトで入り、
井沢は栄明大学の教授を騙り、病院関係者に接触。
脅迫メッセージは阿部じゃないかとテニスサークルの女子が疑った。
阿部は若槻真帆が自殺を図ってから、急に来なくなった幽霊部員。
小田切が周作から聞いた話によると。
真帆が自殺を図る前日に、阿部は自宅に押し掛けてきた。
真帆の父親の周作は、真帆に悩みを打ち明けて貰えないダメな父親だと自分を責めた。
小田切は「大切な人だから言えなかったんだと思います。」と周作を慰めた。
小田切も真帆と似たような過去がある様子だった。
一方山内は、週刊誌の記者を名乗って阿部に接触。
山内は、阿部の自宅前に盗聴器を仕掛けた。
井沢は真帆の担当看護師に接触し
脅迫メッセージが贈られた日、湯川は真帆の病室に来ていたと情報を得る。
病室には誰から送られたか分からないヒマワリの花が飾られていた。
小田切はカフェバーのバイトを早めに上がり、湯川に送ってもらう。
途中で気分が悪くなり、うずくまった所を湯川に襲われる。
間一髪のところで、山内たちに助けられた。
湯川は過去に何度か暴行事件を起こしたが、親が雇った弁護士のおかげで示談になっていた。
阿部が動き始め、湯川への復讐に動き始める。
しかしミハンは狙われている湯川を守る事が任務。
狙われてるのが、クズでもゲスでもカスでも守らないといけないのはジレンマですね。
真帆の自殺の原因は、湯川に襲われて動画を撮られてた。
真帆を救い出そうとした阿部は、湯川の仲間にぼこぼこにされる。
阿部は警察に言おうと、真帆に言うが「誰にも知られたくない」と言われ、
その翌日に真帆は自殺を図ってしまった。
一方、小田切は再び湯川に接触して自首を勧めるが、湯川は応えようとしない。
押し問答をしているうちに小田切と湯川は何者かに殴られて気絶をしてしまう。
そばには時限爆弾が仕掛けられていた。
今回の犯人は、真帆をおそった犯人をあぶり出す為に部員全員に、
真帆のスマホから「復讐してやる」とメッセージを送った。
脅迫メッセージが送られた日に、
病室にやってきた湯川は真帆が本当にメッセージを送ったのか確かめに来たのだった。
真帆を襲った犯人が湯川と判った大谷は、
湯川を殺そうとする為にニトログリセリンを大量購入して時限爆弾を作ったのだった。
湯川復讐の真犯人は、テニスサークルの幽霊部員の阿部ではなく、
真帆のリハビリを担当していた大谷だった。
真帆の病室にヒマワリを飾ったのは、大谷だった。
ヒマワリの花言葉は「崇拝」「ずっとあなたを見ています。」
大谷は真帆が入院してから、ずっとリハビリの世話をしているうちに真帆に恋して崇拝し、
真帆を自殺に追い込んだ奴に復讐をしようと決意していた。
意識の戻らない真帆に、一方的に愛と忠誠を誓う大谷の所に井沢が現れて、
殺人未遂で大谷を確保。
大谷は「もう手遅れだ」と高笑いをする。
小田切と湯川は気絶してる間に、手足を縛られてた。
意識を取り戻した小田切は自分で、ロープをほどいた。
湯川は「自首するから」「すべて話すから」と命乞いをする。
湯川を見殺しにしようとするが、「クズは見殺しに出来ない」と言い、
湯川のロープもほどく。
時限爆弾が後2秒で爆発する寸前で、田村が爆弾を停めた。
爆弾が止まったら、湯川は手のひらを返して「(暴行した)証拠はあるのかよ」
「若槻は勝手に自殺したんだ」と悪態をつく。
そして、警察まで連行されても、証拠不十分で釈放された。
警察も湯川を捕まえられない事を悔しがっていた。
晴れて自由の身になった湯川の前に何者かが現れ、湯川の額に拳銃を向ける…。
ミハンに選ばれたメンバーは激しく憎しみをもってる人間が集められたと井沢は気づき、
東堂に話す。
東堂も25年前の無差別殺人に絡んで、激しい憎しみを持っているようだった…。
超個人的感想
湯川はイケメンだ。
イケメンだけどどうしようもなくクズで吐き気がする。
本当に悪い奴ほど簡単には捕まらない歯がゆさを感じてしまいました。
そこへ前回同様、多分あの方がヒットマンなんだろうと思うけど、成敗してくださりちょっとだけスッキリ。
このくだりは、数年前にやってたドラマ「JOKER」を思い出します。
法律で罰することが出来ない、法の網の目を潜り抜けたずる賢い奴らに
「お前に明日は来ない」と空気銃をぶっ放す堺雅人は痛快でした。
あのドラマは、空気銃で撃たれた悪人を、
日本本土からだいぶ離れた離島に隔離する流れだったと思います。
こちらの方が、人を殺めてないだけちょっとだけ救いがあったけど、
絶対零度はそれも許さないんだな~。
どこまでも悪人には冷酷なドラマだと思います。
来週も楽しみです。