結浜お姉さんになる!白浜アドベンで雌の赤ちゃん誕生。頑張って!!

永明15頭目、良浜9頭目の赤ちゃん誕生する

念願の赤ちゃんが生まれました。
公式によると75gの赤ちゃんです。

上野のシャンシャンが147gで生まれたので、
今回の赤ちゃんはその半分。

生まれた事は大変お目出たいのですが、報道で見る限り自力で母乳が飲めない為人工飼育で育てられてます。
早く大きくなって保育器から出て、良浜母さんの元で母乳が飲めるようになる事を祈ります。

母性豊かな良浜も、早く赤ちゃんを抱きしめたいと思ってるでしょう。
1gでも大きくなって、再び「癒しのツーショット」が見られることを期待します。

超未熟児が生まれた時の飼育はどのようにされてるか

通常の赤ちゃんパンダは、概ね150gでリンゴ一個分の体重で生まれて来ます。
この体重はお母さんパンダの約1000分の1と言われています。
今回の赤ちゃんは75gと通常の半分。
約2000分の1になります。

これは私の勝手な想像ですが、もしかして双子で生まれてきて無事に生きた子だけ発表になったではないかと思ってます。
素人ながらそう思う理由は、51(ウーイー)も双子の弟だったからです。
ウーイーは兄の楽水(ルーシャン)共々元気に成長しました。
(違ってるかもしれません。間違ってたら申し訳ございません。)
追記:公式よりもう一頭が死産だったと報道がありました。
30gだったそうです。双子の兄妹の分も赤ちゃんは頑張って欲しいですね。

アドベンチャーワールドで生まれたパンダは、1頭で生まれてきた子のうち
永明にとって1頭目の雄浜と、4頭目の幸浜は実は双子ので生まれてきた生き残りでした。

今までアドベンチャーワールドで生まれてきたパンダで、一番小さかったのは、
先代のお母さんパンダ梅梅(メイメイ)が産んだ、明浜・愛浜の明浜の87gが最小でした。
今では中国に帰って、嫁さん探し中です。

どうかどうか、生まれた赤ちゃんも無事に育ってほしいです。

飼育下で生まれたパンダで一番小さかったのは、成都繁育基地で2006年に生まれた51(ウーイー)です。
ウーイーは現在も成都繁育基地で暮らしてるようです。
2018年公開の「グレーの子パンダ グレイト」の監督をされた塩浜雅之氏が、
この映画のナレーション、住田萌乃ちゃんに話してる所をテレビで見たので間違いないでしょう。

このウーイーは生後9日目まで、お母さんの奇珍(チージェン)から離れてました。
その間、保育器の中でチージェンの母乳を哺乳瓶に入れたものを飲んで育てられました。

パンダが自力で母乳を飲めない時は、赤ちゃんパンダ用の哺乳瓶で一滴一滴飲むのですが、
ウーイーは小さすぎて、赤ちゃんパンダの哺乳瓶でも飲めませんでした。

施設から一番近い、獣医大学からねずみ用の哺乳瓶を取り寄せての授乳で、一命をとりとめました。

そして、この授乳をする獣医師さんも、ずっと中腰でウーイーに母乳を飲ませていたので、
腰痛に悩まされたそうです。

参考にさせて頂いたのは、小学館刊の「51世界でいちばん小さく生まれたパンダ」です。
この本の前半で、ウーイーが保育器から抜け出すまでのエピソードは、
まさに「ウーイーの命をつなぐための瞬時の判断の連続」という流れが続いて、
今読み返しても緊張します。

そして、ウーイーの生きる決断と、飼育スタッフの皆さんがウーイーを生かす決断が、
見事にシンクロしたところに差し掛かるとまたも、涙腺崩壊しました。

このような「命のリレー」が今、白浜でも行われてるのかと思うと、
祈るしかできないのがもどかしいです。

どうか、まだ名前のない赤ちゃん!
永明父さん、良浜母さんは勿論、
今回初めてお姉ちゃんになった結浜、
そしてもっと大きな双子のお姉さんの桜浜・桃浜もあなたを待ってます。

そして、パンダファンの皆さんも待ってますので、お母さんの下に行けるよう頑張って下さい!

アドベンチャーワールドの可愛いパンダファミリーが一目でわかる一冊

HELLO PANDA アドベンチャーワールドのパンダたち [ 小澤千一朗 ]

大きくなった双子の桜浜と桃浜が表紙になってますね。
赤ちゃんパンダが注目されがちですが、お兄さん、お姉さんパンダの存在も
忘れたくない人にとっては、押さえておきた一冊になること請け合いです。

アドベンチャーワールドに行かれた際には、赤ちゃんだけでなく、
お姉ちゃんたちにも会いに行って下さいませませ。


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