【高嶺の花】格差恋愛…芸術開眼には罪悪感や憎悪が必要?

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高嶺の花 第七話 あらすじ

直人(峯田和伸)との結婚式の途中で逃げ出したもも(石原さとみ)。
しかし、別れる時になぜか笑った直人の「笑顔」が、ももの頭から離れない。

ももは、市松(小日向文世)、ルリ子(戸田菜穂)とともに、
華道界の名門・神宮流の次期家元と目される兵馬(大貫勇輔)と会食する。
自分が迷いを抱えていることを即座に見抜いた兵馬に、ももは華道家として圧倒的な敬意を抱く。
ももが兵馬に龍一(千葉雄大)のことを尋ねると、龍一の意外な素性が明らかになった…。

一方、直人は、図書館で千秋(香里奈)という女性と出会い顔見知りになる。
そんな中、旅を続ける宗太(舘秀々輝)から、一緒にいる坂東(博多華丸)が倒れたと緊急の連絡を受け、
居合わせた千秋の車に乗せてもらい、直人は宗太のもとへ…。
そしてなな(芳根京子)は、龍一と会うためホテルの部屋を訪ね、
龍一とルリ子が密会しているところを目の当たりにしてしまう…!

引用:番組公式

テレビ見ながら実況(ネタバレ注意)

結婚式を抜け出したもも。
吉池には臨月の妻とちゃんと話し合うよう促す。

妻の真由美も話し合いたいと言った。

じゃあ、結婚式から抜け出したのはなぜか?不服に思う吉池。

ももは「独りになるための儀式」だという。

いっぽう直人側の人間は怒り心頭だった。
直人以外は・・・。

ももの「罪悪感を背負って生きていく」という考えが誰にも理解できなかった。
罪悪感を持つために、なんの落ち度もない人を巻き込むのは納得できないと高井に怒鳴り散らした。

高井は直人たちに土下座して謝罪するが、直人は「俺がいいと言ったんだからいいんだ」と
直人はももを許す選択をした。

直人は独りになったときに泣いた。

ななは兵馬との会食をすっぽかし、宇都宮の華道ショーを見ていた。
ななはももとソジョウをすることになったと宇都宮に打ち明けた。

ななは次期家元になれるように、宇都宮のために頑張ると宣言した。

兵馬との会食で宇都宮のことを知ってるか尋ねた。
宇都宮は兵馬の弟だった。

富士の樹海では、イルカさんはりっちゃんという恋人がいる。
宗太は自分の母親が、父親と離婚したとたん、新しい男ができて、
心変わりが早いと「気持ち悪い」という。

宗太は家出をする前に、手痛い失恋をしていた。

ももは結婚式の時の直人(ぷーさん)の笑顔が忘れられなくて苦しんでた。

失意の最中、直人は図書館でひとりの女性と出会った。

家元は宇都宮と会い、ルリ子とななが宇都宮のところで鉢合わせをさせるよう指示した。
宇都宮はためらった。
家元は芸術家として開眼させるためには純真無垢なままではいけないと、ななに荒療治を施すつもりだった。
そして宇都宮の実兄の兵馬にあったことも告げた。

ももは兵馬と会っていた。
兵馬に「もう一人の自分」が今までいなくなったことがないかを聞いたら、
兵馬は「ないよ」と答えた。
ももにはそれが、今まで誰も人を愛したことがないといってる風に聞こえると兵馬に言った。

宇都宮の家で、ルリ子と宇都宮は交わっていた。
そこへなにも知らないななが部屋に入り…。

ななはショックで部屋を飛び出した。

その頃、富士の樹海でイルカさんが倒れた。
宗太はぷーさんにLINEで助けを求めた。
道に出て車に助けを求めるように指示をした。

なかなか止まってくれる車はなかった。

東京のぷーさんは、図書館で知り合った女性に声をかけられ、
知り合いが倒れたと伝えると、そのまま富士の樹海に向かって車を走らせた。

宗太が捕まえた車で、イルカさんは病院に連れられ一命をとりとめた。
恐らく宗太からの連絡でイルカさんの収容先の病院に着いた。

そこで、イルカさんの彼女のりっちゃんに会い。
宗太は命の恩人と感謝された。

イルカさんから美人と聞かされてたりっちゃんはポッチャリとした女性だった。

ななは屋敷に籠り、誰も部屋にいれようとしなかった。
ももはななのところへ乗り込んだら、ななは茫然自失で手首を切っていた。

ももは泣きながらななを抱き締めた。

ぷーさんが知り合った女性は看護師だった。
名前はシンジョウ千秋といった。

ももは兵馬と会い、ななの容態を話し、
今の自分は「もう一人の自分」を取り戻せてるはずだと言った。
兵馬は、まだぷーさんのことを忘れられてないことを見抜いてた。

兵馬曰く、ももはぷーさんに知らない間に「種」をもらった。
種は燃やせばいい。好きでもない人間と結婚してみてはどうかと提案した。
ももは即答はせずにはぐらかした。

ももはななと宇都宮のことを知り、ななに連絡をとって見るが電話に出てもらえない。
宇都宮にあって、最初はななを次期家元にしたいルリ子の方から近づいてきたと言われ、
家元からルリ子を誘惑するように命令された。
ななとルリ子をめぐっての三角関係は家元の陰謀だった。

京都の神宮流の次期家元になるのが、宇都宮の野望だった。

腹違いの兄の兵馬を宇都宮は憎んでいた。
宇都宮は妾の子供として生まれ、母親と共に幼少の頃から苦労を強いられてきた。
家元の本妻の子供というだけで、優遇される兵馬が憎くて仕方がないという。

ももはそんな宇都宮を軽蔑していた。
「環境のせいにするな」と。

その頃、家元はななを介抱し、ルリ子への憎しみや怒りを華道にぶつけるように言い、
ななもルリ子への憎しみをバネにして、次期家元への野心を燃やした。

ももはアクアマリンをぷーさんに返しに来た。
「もっといい人が現れるよ」と言った。

ざっくり感想

あぁ、今期たまたまレビューに選んだドラマは
「憎しみをバネにする」ことばかり取り上げられてるなぁ。

もう憎しみでお腹一杯です(笑)
そして「高嶺の花」は、私にはあまり馴染みのない華道の世界や
お家騒動まで加わるので、だんだん見ていてしんどくなりました。

妾の子供で不遇だったから、恵まれてる兄を憎んでいる宇都宮をディスったももが
本当の父親を知ったらどう思うのかがみものかもしれないです。

どう繋がってるかが意味不明だけど、
やっぱり宗太頑張れって思ってしまう私はひねくれものなんだろうな。

芸術を究めるために、わざわざ負の感情を背負うなんて、私は100回生まれ変わってもやりたくないですね。


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