アドベンチャーワールドのパンダ赤ちゃん成長中!母乳とうんちの謎

アドベンチャーワールド生まれの赤ちゃんパンダ成長中

8月14日生まれの赤ちゃん。
最初は保育器に入っていたので、良浜母さんの母乳が飲めるのか心配されてました。

一旦生まれたばかりの75gの体重から60g台まで落ちましたが、
これはどのパンダも通る道との事でした。

8月26日現在では156.8gと生まれた時の体重の倍まで増加。
良浜も大事そうに赤ちゃんを舐めて抱きかかえる姿にはほっこりします。

今回の子育ては、赤ちゃんパンダの体温が安定するまで、
赤ちゃんパンダは保育器と良浜の間を行き来しました。

結浜の時は24時間中、22時間以上一緒に過ごしていても、
身体測定や健康状態を見るために、結浜を良浜から引き離すと結浜の姿を求め、鳴いてた良浜。

今回の赤ちゃんは、結浜とは真逆で22時間以上保育器の中だったので、
母親良浜の子離れストレスも相当あった事でしょう。

長時間親子が離れると育児放棄にもなりかねないので、飼育員さんも赤ちゃんパンダを良浜に戻す時も、
中国から派遣されたスタッフが、赤ちゃんパンダの鳴き真似をして良浜の気を引いた隙に、
赤ちゃんを良浜のゲージに戻したり、
小さい赤ちゃんパンダが自力で母乳を飲みに行けない時は、良浜の乳房まで赤ちゃんを導いたり、
赤ちゃんパンダの手となり足となり、
陰から?パンダ親子を支えてるそうです。

最初は命も危ないか?という難所を乗り越えた赤ちゃんパンダ本人?はもちろん、
それを懸命に支えられた、アドベンチャーワールドのスタッフの皆様ありがとうございます。
と言いたいです。

お母さんパンダの良浜も、今まで同様赤ちゃんパンダに対する母性愛。
あぁ、母は偉大だと思います。

30gの体重で死産だった双子の姉妹の分も、元気に長く生きて欲しいです。
それにしても、日本国内の子どものパンダはすっかり女子だらけですね。

白浜も最初は雄ばかり生まれていたころが嘘のようにメスパンダ誕生。

子パンダちゃん達。
良浜母さんや、シンシン母さんのDNAを引き継ぐいいお母さんになるのだよ。

パンダの母乳

パンダの母乳は日ごとに色が変わる事をご存知でしょうか?

赤ちゃんを産んだばかりの母乳は白濁とした緑色だそうです。
この状態が3日~5日ほど続くそうです。
この最初の母乳は栄養が豊富でタンパク質や脂肪、
ビタミンに酵素が含まれているとの事です。

また、抗生物質も含まれていて、これが免疫力を高められると言われてます。

この栄養豊富な初乳をできるだけ早い時間に飲まないと、
赤ちゃんの体が反発して受け付けなくなるので、緊急を要したと思われます。

今回のアドベンチャーワールドのパンダは最初自力で母乳が飲めなかったので、
保育器で育てられてました。恐らく良浜の母乳を哺乳瓶で飲んでたと思われます。

最初の難所を乗り越えられて本当に良かったです。

パンダの母乳は5日~9日ぐらいまでは薄緑色、10日~11日はクリーム色、
12日以降は乳白色になるそうです。

パンダのうんち事情

お母さんパンダが赤ちゃんを舐めまわすのは、
赤ちゃんの血行促進促すだけではなく
排便も促します。

赤ちゃんパンダの排せつ方法

赤ちゃんパンダは自分でウンチをする事が出来ないので、
お母さんパンダの助けが必要です。

お母さんは赤ちゃんの陰部とおしりの間を舐めてウンチを出してあげます。
この時の赤ちゃんパンダの鳴き声は「ヘェンヘェン」と鳴くそうです。。

排便が済んだら、お母さんは赤ちゃんパンダのうんちを食べてしまうらしいです\(◎o◎)/!
人工飼育の場合は、お母さんの代わりを飼育員がして、
お母さんの舌代わりに湿った脱脂綿で刺激してあげるそうです。

ちなみにパンダのウンチは笹や竹、リンゴやニンジンを食べて、
腸も短いからあまり消化されないまま排せつされるので、
青臭い匂いです。人間みたいな臭いはしません。

赤ちゃんパンダの排せつの頻度

生後1ヶ月のパンダは1時間おきにウンチをするとか。お母さん大変ですね。
生後4ヶ月位までは3時間から4時間おき。
生後4ヶ月以降は5時間おきと段々間隔が開いて行きます。

そしてやがて自分でうんちが出来る様になっていくとの事。

シャンシャンの成長記録の動画を見ていた時も、
「自分でウンチしました」の報告があったように思います。

人間と比べたら、パンダはかなり大変だと分かりました。

名前がまだ決まらない赤ちゃん。
この調子で成長してほしいです。

参考文献:「51(ウーイー)世界で一番小さく生まれたパンダ」


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