シャンシャン497日齢~いよいよ独り立ちの準備~おてんば娘の試練

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参考:東京ズーネットより

シャンシャン11月13日から徐々に「乳離れ」

2017年6月12日に生まれたシャンシャンも、間もなく1歳5か月。
歯も永久歯に生え変るころに、シンシンから徐々に離されて暮らすようになりますね。

1歳5か月まで、飼育下のパンダで親子で暮らせてるのは、
私が知る中では最長と言えそう。より野生の親子パンダに近い長さですね。

野生のパンダは1歳半から2歳の間に、母親から独り立ちをすると言われています。

シンシンが母国中国でいつ頃まで、お母さんパンダと一緒にいたのかは分かりませんが、
う~ん、臥竜のパンダの施設で生まれたとの事なので、1歳にもならないうちに
「パンダ幼稚園」に入って、同い年の子パンダと一緒に育てられた可能性が高そうです。

現在日本国内に生存するパンダで、唯一「生まれた場所しか知らないパンダ」のアドベンチャーワールドの良浜は、
生後4か月でお母さんパンダの梅梅から離されて育ちました。
これも、梅梅が「次の兄弟」を産む為に、2000年9月に生まれた良浜は、
その翌年の2001年1月には一人暮らしを始める事になりました。

生後4か月はに離されるなんて、今の赤ちゃんパンダの飼育では考えられないですが、
この頃は、1歳にもならないうちに親子は別居になってました。

まだ小さかった良浜には、お母さんのいない寂しさを紛らわせる為に、
木製の玩具や、今の結浜にとっての「赤浜(アカヒン=赤いボール)」の元祖ともいえる、
イルカショーで使われるボールをパンダの遊び道具専用に用意されたと、
アドベンチャーワールド監修の「パンダのひ・み・つ」では掲載されてます。

実際、梅梅から離された良浜は、お母さんの姿を求めて寂しそうにしていたそうです。

シャンシャンを含む、ここ数年で日本で生まれた赤ちゃんパンダは、
お母さんの愛情プラス、成長に応じた玩具も揃ってて、以前よりも恵まれた環境と感じます。

独り立ちしたシャンシャンはどうなるか?

シャンシャンの場合は、一度にシンシンから離されるわけでは無く、
徐々にお母さんとの接触時間を段階を踏んで減らして行くやり方なので、
どうなるかは、パンダオタクの私にも未知数です。

想像するしかないのですが、やっぱり初日の午後にシンシンの姿が見えない事に戸惑って、
飼育員さんに「寂しいアピール」の「恋鳴き」をするかも知れないと思います。

それにしても、体もすっかり大きくなりましたが、おてんばでお母さんへの構ってアピールも激しいシャンシャン。
乳離れは段階を踏んでるとはいえ、大丈夫なのかとちょっと心配になります。

でも、シンシンの体力の維持を考えると、これからもっと大きくなるであろうシャンシャンとずっと一緒にいて、
シンシンの食事中もお邪魔虫ならぬ、お邪魔パンダが入ってくるとなると、体力的精神的負担増も心配です。
シャンシャンの歯も永久歯になってきているので、授乳の時も徐々に
「オッパイガード」が始まっていると予想されます。

永久歯での授乳は噛まれると痛いですし、シャンシャンの次の成長のステップの「乳離れ」為にも、
「オッパイガード」をする場面は増えていくはず。

独り立ちは、慣れるまではお互い寂しくて切ない

「独り立ち」が実施されてからでないと、何とも言えないですが、
やっぱり、「癒しのツーショット」を楽しみにパンダ親子を見に来ていた人には、
物足りなく寂しいものになると思います。

シャンシャンより少し先輩パンダの、白浜の結浜の独り立ちの時も、
結浜は良浜を探し、良浜も結浜の姿を探していたとSNSで拡散されてました。

シャンシャンも結浜も、毛並みがピンク色になるまで舐められて、お母さんに大事にされていたパンダ。
独り立ちが慣れるまでは、親子は勿論、パンダ親子を見に行く来場者にとって、
「お互いにうれしくも寂しくて切ない時間」
になりそうです。

独り立ちまでに、上野に行かれる方は、親子のツーショットに遭遇出来たら、
その姿を目に焼き付けておきましょう。

生で見られるのは、貴重になります。

私なんて・・やっと上野でシャンシャンに会えた思ったら、こんな姿でした。

ずっと木の上で寝ていて、あくびして顔が見えた時を撮ったのが貴重な1枚になりました。
シンシンとじゃれ合う姿は見ることができませんでした。

この頃は、1日1回の閲覧でした。
あぁ、シャンシャンが中国に帰る前に、独り立ちしてからでもいいので見に行きたいです。


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