加湿器なしの職場で加湿がしたい。乾燥から喉や肌を守る方法

冬場のオフィスは乾燥に悩まされます。
エアコンの暖房が効きすぎて乾燥する。
オフィス対応の加湿器がないので、自分で加湿することを考えてる人もいらっしゃると思います。

乾燥が何故いけないのか?
乾燥から守るための加湿の方法はどのようなものがあるのか。

最適なお部屋の湿度は50~60%とされているため、お部屋の湿度を確認して対策をとることが大切です。

湿度を測るには湿度計を使う事もことができますが、
湿度計が無くても簡単に乾燥具合を知る方法に
氷水を入れたガラスコップを部屋に置きます。

すぐにコップの周りに水滴が付けば比較的過ごしやすい湿度があり、
数分たっても水滴がつかない場合は乾燥していると考えられます。

ガラスコップが持ち込めるオフィスにお勤めなら確認できると思います。

働く人にとって、1日の大半を過ごすオフィスでの加湿方法を紹介します。

  

オフィスの乾燥が身体に影響を及ぼす症状

風邪やインフルエンザ
風邪やインフルエンザのウイルスは空気が乾燥することにより活発になります。
鼻と喉の粘膜も乾燥するため、ウイルスに感染しやすい状況になります。

静電気
冬は空気中の水分が少ないため、体内に静電気が溜まりやすくなります。
ドアノブや毛糸を使った服を身に着ける時に静電気が発生するのは冬場に多いのもうなづけます。

脱水症状
冬でも皮膚の乾燥により、体から水分が逃げていきます、
冬場は夏ほどの水分補給をしないため、脱水症状を引き起こす事もあります。

肌荒れ
皮膚から体内の水分が蒸発し、皮膚のターンオーバーするための水分が減少して代謝が悪くなり、肌荒れやシミ・シワの原因のになります。

鼻血
鼻の乾燥により、粘膜を傷つけてしまうので、鼻血が出る原因になります。

簡単にデスク周りを加湿する方法

コップをデスクに置く

コップの水を蒸発させることで湿度を上げます。
シンプルですが、一番簡単な方法ですね。

ただ、職場によっては「蓋のない飲み物(液体)持ち込み禁止」の所もあるでしょう。
その場合は次の方法もあります。

濡れタオルをパソコンや精密機器に当たらないように干す

自宅のようにバスタオルを干すわけにはいきませんが、
手拭き用のハンカチやタオルとは別に、乾燥対策用にスペアを準備して、
ハンドタオルならば、ペットボトルに掛けて干します。

可能であればフェイスタオルを、パーティションやブックエンド等に掛けて干すと、
自分のデスク周り限定で湿度は上がります。

ポイントは水がしたたり落ちない位の堅さに絞る事。
デスク周りが水浸しになる事態は避けたいところです。

ミスト化粧品で加湿しながら美容対策

オフィスはエアコンなどの影響で乾燥しやすく、肌のかさつきが気になります。
恐らくオフィスにいる時間は1日のなかでも一番長いので、
快適に過ごすためにも乾燥対策のためにミスト化粧品を常備しておくと安心です。

化粧品各社から色々な化粧用ミストが販売されてます。
中には温泉水を使ったものもありますので、敏感肌の人も安心して使えそうです。

ただ、ミスト化粧品単独での保湿はできないので、
昼休みの化粧直しの時に、崩れたファンデーションをコットンで取り除いてから、
頭より高い位置から顔全体からデコルテまで吹きかけます。
とはいえ、冬場はデコルテが出ない服装を着る機会が多いと思いますので、
顔から首にかけて吹きかける
ミストを吹き付けてよく肌になじませてから、パウダーをつけてるのがベスト。

つけすぎると却って乾燥してしまうため、適量は守りたいところです。

マスクをつける

冬場の乾燥するオフィスでは、マスクを使う事で保湿だけでなく、
ほうれい線を隠しすことができたり、唇の乾燥を防ぐことが期待できます。

マスク選びのポイント

自分の顔のサイズに合ったものを選ぶ。
自分に合わないサイズのマスクを使うと、大き過ぎたら充分な保湿が出来ないばかりか、
ウイルスの侵入の恐れがあり、風邪やインフルエンザのリスクが高まると思われます。

逆に小さ過ぎたら息苦しくなります。

自分に合った大きさのマスクを確認するには、耳の上の付け根から鼻の付け根までの長さを計ります。
親指と人差し指でL字を作り、親指を耳の上の付け根へ、
人差し指は鼻の付け根へ当てて、その長さを計ってみてください。
12~14cmならレギュラーサイズでぴったり合います。
12cm以下は小さめのマスク、14cm以上は大きめのマスクを選ぶと自分にあうサイズが選べます。

また、肌トラブルを起こさない様、肌触りの柔らかい素材のものを選びましょう。
保湿マスクは常にマスクの中が蒸れているので、雑菌が繁殖しやすくなっています。
肌触りの悪いマスクだと、肌にすれて起こる刺激が原因でニキビ等のトラブルが起こるかもしれません。
マスクの長時間使用は雑菌の繁殖リスクもありますので、予備のマスクも準備して、
1回は交換した方が、保湿が保てるばかりか衛生面でも安心できます。

最近では保湿シート付のマスクも販売されてますので、
肌に優しい、保湿シート付マスクなら加湿器なしでの加湿も期待度あがりますね。

観葉植物をデスクに置く

卓上に観葉植物OKの職場なら、植物に水を上げる。
植物は根っこから吸い上げた水分を葉から蒸発させる働きを持っており、
周りの湿度が低くなるほど、その働きは大きくなります。
そのため部屋で育てられる観葉植物は、自然界が生んだ加湿器といえるでしょう。

観葉植物は仕事の合間に目に留まったら、ひと時の癒しなります。

そして、植物は根から吸い上げた水を、葉から蒸発させる働きがあり。
観葉植物を置くだけで、加湿ができてしまう優れものです。

色んな植物がありますが、特にこの2種類は手入れも簡単で、
伸びた葉をカットする手間も少なくて済むので、仕事の合間の植物の手入れも楽なものになります。

サンスベリア・ハニー


観葉植物 サークル80 サンゴ砂 (サンスベリアハニー)

空気清浄力が強いとされるサンスベリアのミニタイプ。
目に環境にやさしいのは有難いですね。

セレウス・ペルビアナス

(観葉植物)セレウスサボテン(セレウス・ペルヴィアナス) 4号(1鉢)(素焼鉢植え) 観葉植物

パソコン等から発生する電磁波を吸収するといわれる不思議なサボテン。

まとめ

以上、いくつかオフィスで出来そうな加湿方法を紹介しました。
マスクとミスト化粧品の組み合わせなら、大抵の職場で実行できるのではないかと、個人的には思います。

私の職場も状況が許すなら、観葉植物を飾る事が出来たら気分が晴れるかな~って思います。

自分で出来る加湿を活用して、美容と健康に気をつけたいですね。

濡れタオルで実行してみた

8時間労働、1時間休憩でトータル9時間。
朝イチにハンドタオルを濡らして、余分な水分を絞っても、
机が濡れそうだったので、ペーパータオルを敷いて一時間ほど放置という名の加湿。
ハンドタオルは手拭き用もあわせて、二枚持って行ってます。

昼休みも休憩室での加湿でそのまま持参。
退勤時間の頃にはすっかり乾いてました。

勤務時間によっては、お風呂の追い焚きならぬ、
タオルの追い湿らしで対処したり、乾き切らないうちに退勤時間の人もいるかもしれません。

まだ、本格的乾燥の季節でも無いからか、
乾燥が辛い感じはしませんでした。

これも環境や個人差があるので一概に言えませんが、
これからの季節、感染予防対策の一つとして考えてみても良いと思います。


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