アドベンチャーワールド其の六~パンダファミリー良浜世代Part1~

梅梅が亡くなる少し前に、白浜で最初の子供だった良浜が初産を果たしました。
梅梅は1か月弱だけ「おばあちゃん」になった時期があったのです。

世代交代を経て、良浜母さんの子育てが始まりました。

良浜が生んだ子供たちは以下の通り。
梅浜(メイヒン)メス・永浜(エイヒン)双子の姉弟2008年9月13日生まれ
海浜(カイヒン)オス・陽浜(ヨウヒン)メス双子の兄妹2010年8月11日生まれ
優浜(ユウヒン)メス 2012年8月10日生まれ
桜浜(オウヒン)メス・桃浜(トウヒン)双子の姉妹2014年12月2日生まれ
結浜(ユイヒン)メス 2016年9月18日生まれ
彩浜(サイヒン)メス 2018年8月14日生まれ

良浜の生んだ子供は殆んどメスですねぇ。
なかなかメスが生まれなかった梅梅とは対照的です。
そろそろ「オスの赤ちゃんが見たい」という声も聞こえてくるかもです。

そして、名づけ親の公募も白浜生まれにちなんで、皆名前の下に「浜」が付くのは共通してますが、漢字は違うものの音読が一緒になる兄弟姉妹も出始めました。
メイヒン=明浜オス・梅浜メス
ユウヒン=雄浜オス・優浜メス
それからパンダファミリーが築かれる前の頃も含めると
ヨウヒン=蓉浜メス・陽浜メス
一番最初に来日した蓉浜に「浜」がついていたのは偶然でしょうか?
このように音読がダブって来はじめてるので、今後も漢字は違えど音読は同じ兄弟は増えるかも知れません。

梅浜(メイヒン)メス・永浜(エイヒン)良浜最初の子供。初産から双子でした。
最初の子供から良浜は二頭とも抱いてお世話してるところは、梅梅の素晴らしいところを見事に引き継いだと思いました。
そして、この双子もメスはお母さん似の丸っこい可愛い顔で、オスはお父さん譲りの面長な顔と反り返った耳が印象的です。
この双子が生まれた後に、彼らの祖母になる梅梅が亡くなったためか、オスはお父さんの永明から一文字、メスは初代お母さんでおばあちゃんの梅梅から一文字とった名前に決まりました。

パンダを愛でる私ですが、これくらい沢山子供が増えてくるとパッと見ただけで個体を識別するのがだんだん困難になってきました(;・∀・)
初期の頃は良浜は丸顔で、雄浜は面長気味。最初の双子の隆浜は目の周りが白っぽい、弟の秋浜は白くない等で見分けがついてたのですが、このころになると展示場の前のネームプレート見ないとどの子かわからなくなってました・・・ごめんなさい。
お父さんの永明は大抵大人しく眠ってることが多いのですぐわかるのですが(;^_^A

2016年6月に姉の梅浜はお母さんになりました。こちらは順調に子育てが出来てるようです。
最初は子供を抱きかかえられなかった梅浜も、お母さん、おばあちゃん譲りの母性で人工飼育にはならなかったようです。
良浜もおばあちゃんになりました。

海浜(カイヒン)オス・陽浜(ヨウヒン)
雄雌の双子のパンダでは初めて兄妹の順番ですね。個体識別が困難になってるのは一緒です。
ここの双子の場合、本当によく似てる。二頭とも両親の特徴を半分ずつ受け継いだ印象です。
アドベンチャーワールドのエントランス近くに「パンダラブ」という施設が出来てから、兄妹別々での展示も始まりましたが、春なのに初夏のような暑い日に見に行ったら、兄の海浜がミストを浴びてる姿がユーモラスでした。どのパンダにも言えるのですが、ある程度大きくなったらメスのパンダでも所作がおっさん臭いところがあり余計に微笑ましいです。
おっさん臭いところも含めて可愛い~~って思います(笑)
「ミストなんて贅沢だなぁ」って思いつつも、寒い国の生き物のジャイアントパンダ。
やっぱり暑いのは苦手なんだろうなぁ。

そして、2017年6月にこの双子の兄妹とすぐ下の妹の優浜は、中国に返還されます。
6月4日には旅立ちのセレモニー開催予定。
2017年5月は検疫のため、展示はありません。

海浜・陽浜・優浜に逢いたいなら、6月4日にセレモニーを見に行きましょう。
私もアクセスのチケット取れたら行きたいです(T_T)

いいお父さんとお母さんに。なってね~~~。
見送る側はこれしか言えないです。


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