エアコンの電源は入るようだがエアコン本体が動かない!修理は必要?

段々暑く(寒く)なってきたなぁ。
エアコンのフィルターも掃除したし、カビの臭いも抑えられたので、
いよいよエアコンの電源をONにして運転開始!!

リモコンの送風口から心地よい風が送られ、
段々部屋はひんやり(ポカポカ)気持ちよくなっていく・・はず・・あれ?

リモコンの電源をONにしたはずなのに、送風口も開かなければ、風も出てこない。
一体どうなってんの?

部屋が冷えない(温まらない)と熱中症が困るんですけど?
冷房(暖房)効かないのに、
電気代高額だったら困るんですけど?

そんなアナタへのご提案です。
エアコン修理を依頼する前のセルフチェックと、故障の予防策を調べてみました。

尚、エアコンの修理を依頼する際は、真冬や真夏は修理が立てこみ、
すぐに来てもらえない可能性もありますので、エアコンの本格的稼働を始める前に見てもらうのがおススメ。

エアコンの電源を入れたが動かない!もしかして故障?

夏の暑い時や春でも夏日になり気温が上がったり、
寒波が急に来て家でも快適に過ごせなくなったので、
いざエアコンの電源を点けたら、全く動かなくて困った事はありますか?

エアコンの修理の事を考えたら、暑さだけではなく費用の面でも倒れそうになりますね。

しかし、修理依頼をする前にできるセルフチェックで、自己解決できる可能性もあります。

エアコン本体に異常があれば、最終的には修理も必要になりますが、
本来セルフチェックで解決できる所へ、修理マンに来てもらったが操作説明だけで終わり、
保障期間も過ぎて、出張費だけを取られてしまった!なんて事にならない為に、
これから紹介する方法を試してみてください。

メーカーに修理依頼をする前にセルフチェック

〇エアコンのを点けても送風口から風も来なくて動かないけど電源は入っている場合。
エアコン本体の運転ランプが点滅しているなら電源の抜き差しや、エアコンのブレーカーをONにすることを試してみて下さい。
ブレーカーは分電盤と呼ばれるところにあります。
分電盤は通常は台所か洗面所の上の方にあります。一度、台所や洗面所の上の方を確認してみて下さい。

このようなものがあれば、「エアコン」と書かれているレバーがあれば、レバーが下になっていたらOFFなのでエアコンは動かない状態です。

洗面台や台所にない場合は、他の部屋も上記画像の分電盤があるところを探して見てください。
それでも見つからない場合は設置業者の電気工事店や工務店に聞いてみましょう。

電源プラグと分電盤の操作手順を下記の表にしてみました。

操作手順 電源プラグ 分電盤
エアコンの運転を停止する 電源プラグを抜く 専用ブレーカーを切る
そのまま1分ほど待ってから 電源プラグを差し込む ブレーカーをon

電源プラグか分電盤のそれぞれの手順を終えてから運転再開します。
ランプが点灯すれば正常。再度点滅した場合はエアコンの不具合の可能性があります。

エアコンが動かないが電源が入る場合。

○運転ランプが消灯⇒電源が入っていない可能性。コンセントに電源プラグが入ってるか要確認。

○室外機を確認
室外機のファンが正常に動いてますか?
室外機周辺が汚れていたり、周りに置かれたもで風通しが悪くないですか?
室外機をふさぐものがあれば、取り除いてから運転できるか確認しましょう。

○リモコンの電池が切れていないか?
リモコンのボタンを押しても点滅しなければ、リモコンの電池が切れている場合が考えられます。

◆リモコンの赤外線確認方法
携帯電話のカメラでリモコンの発信部を写しながら、リモコンボタンを押しますと、
人間の目には見えない赤外線がカメラを通して見えます。
赤く光っていれば、リモコンの赤外線は正常です。
何も反応がなければ、リモコンの電池が切れてる可能性があるので、リモコンの電池交換で直る場合があります。

スマートフォンは機種によっては赤外線が写らないものもあるので、
念のため正常に動く他のリモコン(テレビ等)で赤外線が写るか確認しましょう。

エアコンが故障が考えられる部位と見込まれる修理費用

修理依頼をする前に、リモコンでエラーコードの確認をしてから依頼をすると対応がスムーズです。
これは筆者も以前、生活用品の修理受け付けの仕事をしていた経験からも言えます。
「○番エラー表示あり」が解れば、修理マンへの連携もしやすかったです。

http://n-faq.daikincc.com/faq/show/12991?site_domain=n-faq
ダイキン工業ではリモコンの種類別のエラーの見方も説明があります。

修理代金は室内機基板交換で1万円以上
電気系統や冷媒系統部品交換になると2万円弱から10万円と機種によっては高額な費用がかかる場合があります。

使用年数によっては、買い換えをした方がコスト的にお得になる場合もあるようです。

エアコンの故障を防ぐ自分でできる予防

エアコンの故障を防ぐためには、2週間に1度ほどの間隔でフィルターの清掃をすると、
電気代の節約にもなり故障予防にも効果的です。
普段の掃除の時に、掃除機をかけたついでに、フィルターのホコリを吸っておくとよいでしょう。

台所周辺にエアコンがあれば、フィルターが油汚れも吸っている場合があるので、
中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、スポンジでこすって洗い落として陰干しをします。

まとめ

エアコンの不具合は、使用年数が長くないなら、
普段からフィルターの掃除をマメにすることで、出張修理を未然に防げます。

使用年数が5年10年経過している場合は、買い換えをする方が、
環境のためにも、健康のためにも良いでしょう。

最近では、PM2.5に対応しているエアコンも出ているようです。

暑さ、寒さの厳しい季節を乗り越えましょう。


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