浅草、合羽橋の料理道具店の飯田屋6代目店主、飯田結太氏がフライパンについて熱く語られてる所を色々調べてみました。
油抜きダイエットをするために買ったテフロン加工のフライパン。
すぐに、コーティングが剥がれてすぐに使い物にならんやん。
そんな、お悩みも解決するような知恵も分かってまいりました。
どんなフライパンが家庭用に向いているかまとめてみました。
どんなフライパンで美味しい料理が作れるか?
フライパンは重い方が美味しい料理が作れるます。
フライパンの厚みがある方が、熱が伝わるまで時間が掛かる分、
焼きムラのない料理ができます。
重いフライパンといえば、鉄製を思い浮かべますが、
アルミニウム製のフライパンは熱伝導性に優れているので、
強火で素早く作る料理に適してます。
また、コトコト煮込む料理にはステンレス製のフライパンが適しています。
フライパンの大きさは
1.2人暮らし⇒直径26センチ
3人⇒28センチ
4人⇒30センチ
深さは炒め物にも煮物にも扱いやすい50ミリ以上あるものが便利です。
鍋も兼ねてますね。
和洋中使える家庭で使えるフライパンの特徴
多層構造で重みと厚みがあるフライパンは、金属の層が作る厚みで、
炎の熱がフライパンの表面に伝わるまで、均一に広がり、焼きムラを防げます。
先述したステンレスとアルミニウムの層が合わさったフライパンが。
熱が伝わりやすく冷めにくい最強の組み合わせです。
傷みやすいと言われているフッ素加工のフライパンにも多層構造はあります。
高品質なフッ素加工の多層構造は表面に強度のフッ素樹脂でコーティングしているので、
食べものがこびりつきにくく、長く使っても傷みにくいので、
ヘルシー志向の方の料理に向いてると言えます。
テフロン加工=フッ素加工のフライパンの扱い方
テフロン加工のフライパンとはアメリカのデュポン社の商品登録されたフッ素加工のフライパンです。
使用年数が短いフッ素加工のフライパンと高品質なプライパンは
一見見た目が区別しにくいので、商品の表示をよく確認してから選びましょう。
フッ素加工のフライパンは調理直後に水で「ジュッ」と洗わない。
フッ素加工のフライパンは急激な温度の変化が、フッ素加工の縮みの原因になり、
フッ素がはがれる原因になります。
冷めると油が固まり、汚れが取りにくくなるので、お湯でふやかしながら洗い、
洗ったあとは水気をしっかり拭くのが長持ちの秘訣です。
フッ素加工のフライパンの手入れは「空焚き」はアカン!
テフロンの耐熱性は260℃まで。
空焚きすると強火で300℃ほど上がるので、テフロン加工の傷みの原因になります。
フッ素加工のフライパンでは中温から低で調理をします。
フッ素加工のフライパンで調理するときに最適な温度とフライ返し
テフロン加工で調理する時は160℃から180℃でじっくり時間をかけて調理する事で味が中まで染み込み、フライパンを長く使えます。
テフロン加工のフライパンで余熱調理をする場合、弱火と中火の間位の火で30秒ほど温めたら充分です。
また、テフロンのフライパンで調理する場合は金属製のフライ返しが使えると言う、
うたい文句の商品であっても、ナイロン製か、木ベラやシリコン製のフライ返しを使う方が長持ちします。
一方セラミック加工のフライパンは400℃の熱にも耐えられますが、調理をするときは中火と弱火の間くらいの温度で調理します。
そして空焚き厳禁はテフロン加工と一緒です。
金属製のフライ返し対応のテフロンフライパンも金属フライ返しは使えますが、テフロンフライパンの寿命を縮めます。
フッ素加工のフライパンを洗うときの注意点
フッ素加工のフライパンを洗う時は熱が冷めてから、「研磨剤なし」のスポンジを使います。
研磨剤なしのスポンジを見分けるには、未開封のスポンジの裏面の品質表示に「研磨剤なし」と書かれているものを選びます。
また、フッ素加工ののフライパンで調理をした後は、直ぐに他の器に移すと長持ちします。
フッ素加工のの表面は小さい穴が無数に空いているので、食材の油分汚れが穴に入ると寿命が短くなります。
調理をしたあとに直ぐに洗いたいなら、お湯で洗うと長持ちします。
フッ素加工のコーティングのフライパンを買うならアルミニウム製
テフロン加工をしたフライパンは、ステンレスよりアルミニウム製の方が長持ちします。
表面がつるっとしているステンレスよりコーティングが剥げにくいからです。
フッ素加工フライパン以外にあると便利なフライパン
フッ素のフライパンの他に鉄製のプライパンも家庭にあると、ステーキを焼くときに便利です。
鉄製フライパンの加工方法は2つあり、強い力で鉄を金型に押し付ける「プレス加工」と、
鉄を職人や機械が打つ「打ち出し」です。
家庭用の鉄製プライパンは「打ち出し」の方が適しています。
食材にじんわりと熱がつたわり、煮物がふっくらに仕上がります。
打ち出しのフライパンは鉄を打った時にできる細かい凹凸が、
フライパンに油を馴染ませやすく、食べ物がこびりつきにくいです。
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