2020 大正エイサー祭りin千島グランド~関西で沖縄体験~

大正エイサーの会場と概要

2020年大正エイサー祭りは、新型コロナウイルス感染予防の観点から中止のお知らせがありました。

来園者の健康が最優先との判断という事だそうです。

参考:http://okinawabunko.com/

今年は残念ながら、開催中止となりましたが、
少しでも早く、コロナの感染拡大の予防の手段が見つかることを願って、
来年再来年の開催を願いつつ、起源や開催場所への行き方など、
下記にまとめてますのでご覧ください。

エイサーとは起源が諸説あるとの事です。
広く言われているのが「旧盆に亡くなった霊を送迎するため若者たちが歌と囃子に合わせ、踊りながら地区の道を練り歩く。」
つまり日本本土で言う「盆踊り」にあたる行事のようです。

エイサーの意味の詳細は沖縄本土の「沖縄全島エイサーまつり」等でも確認出来ます。

大正エイサー祭が始まるきっかけ

約40年前「生きるきぼうがわいてこない」と遺書を残した一人の沖縄青年の無念の死がきっかけで始まったとの事。
1975年沖縄の「日本復帰」前後に大勢の沖縄青年が日本本土に来ました。

当時は沖縄への無理解が多く多くの沖縄青年達が孤立し、事件や自殺に追い込まれたそうです。

沖縄青年達の仲間を思う「肝苦りさ!(チムグりさ=心が痛い)」が団結を作ります。
そして広く仲間の参加を呼び掛けて「沖縄青年の誇りを取り戻そう」を合言葉に結成されました。

参考:第43回大正エイサーまつりパンフレットより抜粋

ちなみにパンフレットは一部400円
翌年の運営活動費に充てられます。

1975年までは、沖縄はアメリカにありました。

見た目は日本人なのにアメリカ人の扱い。
色々と生きづらかっただろうことは想像できます。

大正区に何故沖縄出身者が多いか

 大正区への移住者が本格的に増えるのは第1次大戦後。沖縄では深刻な不況下で食料に事欠きました。、
ソテツの実や幹まで口にしたため「ソテツ地獄」と呼ばれた苦しい時期でした。
彼らは出稼ぎのため、紡績産業で勃興期を迎えた大阪に大挙してやって来ました。
中でも大正区には工場が多く、移り住む人が相次いだようです。

参考:大阪にリトル沖縄、誕生の理由 住民4分の1が出身者

確かに大正区には鉄鋼関係の工場が多いのでうなづけます。

逆境から始まった「大正エイサーまつり」
まつりそのものはとても楽しいのですが、このような悲しい出来事がきっかけで始まった。
このことを頭の片隅にでも置いておきたいですね。

大正エイサーはこの千島グランドのエイサーと、平尾公園で行われる「riverエイサー」があります。

今回は千島グランドへのアクセスも含む「大正エイサーまつり」を紹介します。

大正エイサーの会場千島公園へのアクセス方法

住所:大阪市大正区千島2-7

大正区は大阪シティバスが沢山走ってます。
当日会場で泡盛やオリオンビールを飲まれるなら交通機関で行きましょう。
最寄りのバス停は「大正区役所前」です。

尚、車で行かれる場合は駐車場に限りがあります。
出来るだけ公共交通機関をご利用されますことをお勧めします。

大正駅前から見える「鶴町四丁目」行きのバス停

このバス停からであれば94番「鶴町四丁目」行き以外であればどれに乗っても「大正区役所前」を通ります。
70番「西船町」76番「地下鉄住之江公園」行きでも大丈夫です。

大正区役所前バス停

大正区役所前バス停(別の角度から

バスを降りたら南方向

グランド入り口

ここはグランドのスタンドの後ろ。
長丁場いる人は朝からテントを張って待ちます。

会場のグランド

お手洗い

イベント当日は区役所のトイレも借りれた…はず

大阪駅(梅田)からのバスでのアクセス

JRと大阪メトロ長堀鶴見緑地線の大正駅からバスに乗ると大抵「座れない」です。
始発のバス停から座って乗っていきたい方は梅田から55番で「大阪駅前」から「鶴町四丁目」行きに乗ります。
時間が掛かっても、座って楽に行ってみたい方はこんなアクセス方法もあります。

大阪駅東口付近から大丸を見る位置にバス停はあります
会場の最寄りバス停「大正区役所前」までは、
途中の国道2号線での渋滞がなければ約40分で着きます。

なんばからのバスでのアクセス

大阪メトロの御堂筋線や南海難波や近鉄の大阪難波から乗り換えでお越しの際は
「なんば」から71番の「鶴町四丁目」行きに乗れば「大正区役所前」まで乗れます。
所要時間は約20分です。
画像はなんばから71番の鶴町四丁目」行きバス停

あべの橋(天王寺)からのバスでのアクセス

JRと大阪メトロ御堂筋線の天王寺、近鉄南大阪線の阿部野橋からは
「あべの橋」から80番「鶴町四丁目」行きに乗れば「大正区役所」バス停に乗り換え無しで行けます。
こちらも所要時間は約20分です。

地下鉄住之江公園からのバスでのアクセス

地下鉄四つ橋線、ニュートラム沿線からお越しの際は、
バスターミナル1番乗り場から発車の76番の「ドーム前千代崎行き」に乗って、
「大正区役所前」下車です。所要時間は渋滞がなければ24分ほどで到着。

野田阪神からのバスでのアクセス

阪神線野田駅

この路線のバスは時々「飛びます」理由はわかりませんが、時々走らない事があります。
なので、阪神本線を利用してお越しの際は、梅田まで出てそこから55番で会場に向かう方が無難です。

イオンのウィステが見える側に出ます。国道2号線とは反対側です。
シティバスの他に阪神バスも出てるので、乗り場を間違えないよう注意が必要です。

この見取り図が分かりやすいかも。
6番乗り場から90号系統「鶴町四丁目」行きのバスにのります。

乗り場に出るまで、柱が邪魔でバス停が見えにくいですがここが6番乗り場です。

野田阪神からは、渋滞がなければ30分ほどで大正区役所前バス停に着きます。

ドーム前千代崎(ドーム前)からのバスでのアクセス

ドーム前千代崎バス停からは、イオンモール大阪ドームシティが見えます。
京セラドーム大阪は見事に見えません。

乗り場Bから乗車したら、70番系統「西船町」、76番系統の「地下鉄住之江公園前」とも「大正区役所前」まで行けます。

こちらは乗り場A

こちらは、94番の「鶴町四丁目」行、51番の「天保山」行き以外は、
「大正区役所前」に止まります。
こちらは所要時間15分での到着です。
大正橋より少し長い所要時間です。

シティバス時刻表はコチラで確認できます。

イベントの概要とグルメ

いちゃりばのソーキそば

イベントの流れ

イベントは開会宣言から始まって
沖縄空手
全国各地のエイサー団体の締太鼓エイサー、エイサーガーエで太鼓の迫力に圧倒され
また子供が扮するチョンダラーも白塗りが愛嬌あって可愛いです。
チョンダラーは道化のフリした司令塔。
可愛いけど冷静さが求められます。

あぁ、前の携帯が壊れたから自分で撮影の画像が貼れないのが残念。

演目は失念しましたが参加者全員で踊るエイサーは圧巻です。
演者も来場者も一つになって踊る様は感動的ですらあります。
それまでも見に来たお客さんで沖縄出身か根っからのエイサー好きの人は場外でも踊ってる姿が見られます。
これがこの演目の時は大団円で大人も子供も大騒ぎ。

気になるグルメ

そしてバザーでは沖縄のグルメが大阪で堪能できます。

沖縄そば、サーターアンダギー、さんぴん茶、かき氷は通常のイチゴ味やメロン味は勿論、
沖縄ぜんざい仕様でも堪能できます。

もずくの天ぷら、豚足、ミミガー等など思う存分味わえます。

9月の予定に入れて見られては如何でしょうか?

おまけ~汗を流して帰りたい人へ~

大正エイサーで食べて踊って汗だくになります。
いずれも千島公園最寄りバス停の「大正区役所前」から2駅は移動するので、
時間と体力に余裕があれば行ってみて下さい。

JOY大正

最寄りのバス停は「中央中学校前」で「大正区役所前」から2駅です。
鶴町四丁目、西船町、地下鉄住之江公園行のバスで行けます。

こうわの湯

地図上の直線距離は近いですが、バス路線で行くと
「大正区役所」→「千島」から10分くらい歩くか、
「大正区役所」→「南泉尾」で94番の「鶴町四丁目」行きに乗り換え「千島公園」下車。
エイサーまつりは千島公園でやってるのですが・・。
千島公園内も広くなってまして、公園内の会場「コミュニティ広場」から
こうわの湯に行くとなると、昭和山を越える事になるので、なかなかの距離になります。

尚、シティバスの94番の本数が多くないので、千島から徒歩が効率は良いです。
バスを乗り継いでいくなら、時刻表チェックは忘れずに。

駐車場完備なので、ノンアルコールで行かれるならマイカー利用も可能。

飲んで、食べて、踊って心行くまで沖縄を堪能しましょう!!!!


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