白浜のパンダ彩浜が間もなく独り立ち!10月22日は母娘最後の公開

2019年10月22日アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ彩浜親子での公開最後の日

10月22日は彩浜(さいひん)が母パンダ良浜(らうひん)と母娘での公開が最後の日です。
休業日を挟んで10月24日はからアドベンチャーワールドのエントランスに近い運動場のある
「パンダラブ」で、姉パンダの「桜浜・桃浜」と一緒に公開になります。

代わりにすぐ上のお姉ちゃんパンダ「結浜(ゆいひん)」がブリーティングセンターに里帰りです。

白浜のパンダファンならとっくにご存知と思いますが、
パンダにちなんだ何かがあったら、ここをご覧になる方もいらっしゃるということで、
私も一パンダファンとして彩浜への思いも書こうと思います。

アドベンチャーワールド史上最軽量の75gで生まれた彩浜

ジャイアントパンダの赤ちゃんはレッサーパンダの赤ちゃんより軽量で生まれて来ます。
アドベンチャーワールドで一番大きく生まれてきた結浜で197g、
上野のシャンシャンで147gでしたが、彩浜は100gに満たない75gでした。
彩浜は双子でしたが、もう一頭は30gの未熟児で死産でした。

彩浜は安定するまでは、一日の大半を保育器で過ごしてました。
母性が豊かな良浜から引き離して、保育器で育てるのは大変だったと思います。

そしてワタクシもただただ彩浜の無事を祈るしかできないのがもどかしい期間でした。

保育器から卒業しておてんばなパンダに

保育器から生後52日目で卒業して日に日に大きくなっていった彩浜。
名前の一般公募が始まり、ワタクシ名づけ親に応募するも撃沈。

今回は、先に4種類のお名前候補に絞って、そこから投票で決めるというやり方で「彩浜」と名前が決まりました。
正直、このやり方だと名前発表までの楽しみがなくなるので反対でした。
4候補に絞られた時点で、自分が考えた名前はボツと分かってしまうのもなんとなく悲しかったな。

そして「パンダなのにサイなんだ・・」と思いながら、
複雑な気持ちで「彩浜」と命名されたと発表された公式サイトを見ていました。

それでも今ではすっかり「さいちゃん」と心の中で毎日呼ぶようになりました(笑)
個人的には同じ「彩浜」なら「さいひん」より「あやひん」の方が可愛いんじゃないかと思いますが。

毎日TwitterやYouTube動画で見る彩浜は、かなりおてんばな子だと思います。
どちらかといえば、すぐ上のお姉ちゃん結浜の方が甘えん坊な印象です。

8月9月くらいは、体調管理でバックヤードに下がることが増えた、母・良浜。
それにともない、彩浜一頭での公開も親離れしないうちから始まってました。

休園日に、パンダラブに移動になるのでしょうね。
同じアドベンチャーワールドの敷地内とはいえ、ブリーティングセンターとパンダラブは離れた所にあります。
そして、まだ見ぬお姉ちゃんたちとも、ちゃんと仲良くできるといいなと思います。

仲良く・・といってももう、
双子の姉妹同士でも別々に暮らしている桜浜・桃浜とはゲージ越しでしか交流が出来ないはずなので、
最初はお母さんの姿を探すでしょう。

最後の公開の今日、良浜は何かを感じるのか、彩浜にみずから進んでじゃれに行っている動画や画像を確認出来ました。
SNSからも子供が大好きな良浜を垣間見たので、なおさら親子の別れは辛いなと思いました。

SNSに投稿される人も泣いてたなんて話題が上がってくると、私も今では孫までいる雄パンダの「雄浜」が、
中国に旅立つ直前に白浜に出掛け、バスの出発時間ギリギリまで雄浜を見ながら泣きそうになった事を思い出します。

出発間近な時期でも、当時まだ「お姉ちゃん」だった良浜とプロレスごっこをしていたと記憶してます。

その事を思えば、遠い遠い中国に帰ってしまうわけでも無いので、そこまで感傷的にならなくても。。
と思う反面、やっぱり親子の気持ちを思うと切ないですね。

でも、良浜は生後4か月でお母さんパンダの梅梅から離された事を思えば、
沢山愛情かけて貰ってる分、いいお母さんパンダになると信じて、彩浜の成長を見守りたいと思います。

こんなじゃれ合いも、もう見られませんが元気に過ごしてほしい彩浜。
ゲージ越しに桜浜・桃浜お姉ちゃんたちに可愛がってもらってください。


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