チコちゃんに叱られる!ピアノの鍵盤はなんで白と黒なの?11月29日放送分

ピアノの鍵盤はなんで白と黒なの?

松坂桃李:ははーーん。色がはっきりしてた方が弾きやすいというのが大前提。

チコちゃん:じゃあ、別に赤と白でもよかったんじゃないの?

松坂桃李:なるほど、まーそのーーーーー

一同から「田中角栄か!」とツッコミが入る。

松坂桃李:黒の方が上品かなと?

チコちゃん:上品だからと・・・
ボーっと生きてんじゃねーよ!

ピアノを習ってる人達にもなぜ鍵盤の色が白と黒か聞く中で、
今回特別に「ピアノ界の貴公子、清塚信也」氏にも理由をたずねることに・・。

清塚氏、見事にチコる(正解する)

小型のチコちゃん:つまんねー奴だな

悔しいので漢字の問題で「けんばん」を出題するも、
こちらも当然ではありますが、正解。⇒鍵盤

小型のチコちゃん:つまんねー奴だな

こたえ お金持ちの見栄のせい

解説:国際音楽交流協会理事長 指宿修子(いぶすき しゅうこ)氏

鍵盤が白と黒なのは、一目でどの音がどこにあるのか分かるため。
全部同じ色だと半音高い位置の鍵盤が見えなくなるため、
対極の白と黒を使うようになりました。

14世紀ころに生まれたピアノは、元々白く塗られた薄い板と、黒檀で作られていました。
しかし、白い板が弾いている間にだんだん黄ばんできて、見栄えが悪いので、
象牙が入ってきて、白鍵に使われるようになりました。

バッハやヘンデルが活躍したバロック時代、
象牙で出来た白い鍵盤と、黒檀で出来た黒い鍵盤のピアノが誕生します。

象牙は高い、重い、量産が出来ないということで、高値が付きました。
象牙のピアノは1台現在の価格に直すと、数千万円でした。

これだけ高額なので、お金持ちしか持てない楽器になってしまいました。
そこで、白鍵と黒鍵が逆の鍵盤のピアノが出ました。
材料が安い黒檀を多めに使ことで、お金持ちではなくてもピアノを手にすることが出来るようになりました。

こうなったことで、1800年ころには今と逆のピアノが主流になりました。

では、いつからまた白が主流の最初の鍵盤の色に戻ったのでしょうか?
お金持ちたちの見栄が炸裂し始め、
我先にと象牙を使った白がメインのピアノを買い求めるようになりました。

1900年ころに、白いアクリルなどを使った鍵盤が誕生し、
その後象牙の国際取引が禁止になり象牙でピアノを作られることはほとんどなくなりました。

キヨちゃんに叱られる

清塚信也からスペシャルな問題
ピアノの鍵盤が白と黒で出来てる理由をあっさり言い当てた清塚氏
清塚氏から岡村隆史氏へピアノに関する問題が出題されました。

名付けて「キヨちゃんに叱られる」

ピアノが88鍵あるのはなぜ?

岡村氏の答え、「音が末広がりという意味で8と8で88」

清塚氏:ボーっと生きてんじゃねーよ!

こたえ 高い方も低い方も人間の耳に心地よく聞こえる限界の音だから

一番低い音の周波数は27.5ヘルツ、一番高い音は4186ヘルツ。
これ以上でもこれ以下でも、心地よく音が聞き取れないので音楽的に意味がないそうです。

チコちゃんが白黒つけたい相手って誰かな?

チコちゃん:さっきのつまんない奴(清塚信也)

感想

今まで特に気にしたことがなかった、鍵盤の白黒の理由。
見栄の為に象の命が犠牲になっていたとは、ショックでした。

今なら大問題になりますね。

それにしても清塚氏、単に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って言いたかっただけのような気もします。
鼻につくやつだなったく!っと毒を吐いてみました(笑)

ピアノの音域を超えた音がどんなのかも、聞いてみたいけど、
耳がつぶれたら困るなぁと、考えてもかないそうにないことを想像してみました。

ボーっと生きてたと反省です。


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