チコちゃんに叱られる「裏声ってなんで出るの？」12月13日放送分

明日12月13日（金）19:57〜
NHK総合「チコちゃんに叱られる！」にVTR出演します。
※再放送：土曜 （12/14）午前8時15分
是非、ご覧下さい！宗https://t.co/8nXVRS6i94#森山直太朗 #NHK総合 #チコちゃんに叱られる

— 森山直太朗と6人のスタッフたち (@naotaroofficial) December 12, 2019

裏声ってなんで出るの

岡村隆史：なんでしょうか？

チコちゃん：なんで出るの？

岡村隆史：裏声っていう位だから、声を出しているようで出してない。その「裏」。（後略）

チコちゃん：出てない？

岡村隆史：出てない「吸うてた」もん。吸うたことにより出た。

チコちゃん：ボーっと生きてんじゃねーよ！！

VTR出演「裏声の貴公子」森山直太朗さんにも裏声がなぜ出るか聞いてみました

森山直太朗：裏声って出そうと思ったものじゃなくて、思わず出ちゃったものなので、
伝えきれない感情が出ちゃってるんじゃないでしょうか・・うれしくってとか・・

チコちゃん：ボーっと生きてんじゃねーよ！！

https://www.youtube.com/watch?v=UCwasWrZuUg
こんな曲を歌っていたらお母さまが悲しみますよ。

こたえ　裏声が出るのはのどがあきらめるから

解説：桜美林大学でオペラを教える、小林玲子（こばやし　れいこ）教授

声というのは、閉じた声帯が震えることによってできた、空気の波の事です。

声帯は普通の呼吸をするときは開いていますが、
声を出したり、歌ったりするときは左右の声帯が閉じ。
その間を通る息によって振動し、そこで出来た空気の波が声になります。

この時声の高さを決めているのが「声帯筋」と「輪状甲状筋」。
声帯筋が縮むと声帯が短くなって低い声が出て、
輪状甲状筋が縮むと声帯が引っ張られて高い声が出ます。

声帯も伸び縮みすることで音の高さが変わります。

耳鼻咽喉科の駒澤先生が体を張って声帯の動きを見せて下さいます。
自分で自分の声帯を撮影する神業で声帯の動きを披露。

声を出すと声帯が震えますが、１分間に１６０回震えるとの事です。

低い声から高い声に変化するときの声帯の動き。
低い声から高い声になると声帯がだんだん伸びていきました。
目分量ですが、低い声の時より1.5倍くらい伸びてます。

裏声は声帯の張り具合ではなく、声帯の厚さに関係あります。

ソプラノ歌手は最初から声帯筋があきらめた裏声で歌を歌っています。

裏声の出る理由を森山直太朗さんにご報告。

のどがあきらめた時に出る声と伝えた瞬間吹き出す直太朗氏。

最初に裏声を出したエピソードを思い出されました。
一番最初に裏声を出したのは、オリジナルの曲「高校3年生」を歌った時、
母親（森山良子）の声に似せて歌った方がいいだろうなと思って、
裏声出すとか出さないとかあまり考えずに、ただ母親の音色に寄せて
自分の地声をあきらめて裏声を出したそうです。

諦めてたな～と今思い出した・・。

「何かを諦めるのと同時に、違う道が開けた。」
ご自分で「すごくいいこと言った」と自画自賛の直太朗氏。

チコちゃんが最近諦めたことってなにかな？

チコちゃん：プロ野球選手、ソプラノ歌手は今あきらめた。

まとめ

裏声は声帯の長さより、厚さが関係している。

感想

駒澤先生おそるべし、奈良医科大学のご出身だそうです。
えづくことなく、ご自身の声帯を撮影される神業にただただ感服。

声帯の動画はちょっと怖かったです・・・。

裏声・・・最近カラオケ行ってないから出してないなぁ。
中島美嘉や、MISIAあたりを歌うと声がひっくり返ります。