チコちゃんに叱られる「なんで大相撲はいつも決まった時間に終わるの?」
【さだちゃん&チャコちゃん&たかみな】
5歳児と向き合う年末スペシャルです。拡大版恒例『チコの部屋』は、さださんがチコちゃんの前で「名曲」とトークを披露します…歌ダケジャナイノネ…。なので #生さだ ファン各位も、チコちゃんへ。
27(金)夜7:30[総合]https://t.co/yDwvQnedcG
— NHK広報局 (@NHK_PR) December 26, 2019
なんで大相撲はいつも決まった時間に終わるの?
萬田久子:最後の(取り組み)の人に「じゃあ今日は3分でとれよ」とか…わからない
チコちゃん:ボーっと生きてんじゃねーよ!
萬田久子:アナタの(LINE)スタンプさぁ、それ一杯使ってるよ。
チコちゃん:ありがと
こたえ いろんな技があるから知っておこう
解説:相撲博物館 長瀬光仁(ながせこうじ)氏
現在の大相撲の終了時間は5時55分を目安としています。
大相撲のタイムテーブル
8:00開場
8:35~14:15頃 幕下以下の取り組み(約150番)
14:35~ 十両取組(約14番)
15:40頃~ 幕内土俵入り
15:55頃~ 横綱土俵入り
16:00頃~ 中入り
16:10頃~ 幕内取組 (約20番)
17:55頃~ 弓取式
江戸時代の相撲は時間が決まっていなかった
江戸時代は時間が決まっていなかったそうです。
立ち会うときに呼吸があうまで、時間をかけてもよかったのです。
明治時代には「待った」を繰り返し取組に1時間かかることもありました。
昭和3年の1月場所からNHKのラジオ放送が始まってから、
仕切りの時間が決められるようになっていきました。
現在の仕切りの時間
幕内 4分
十両 3分
幕下以下 2分
と決められています。
仕切り時間は一体だれが測っているのか?
解説:日本相撲協会 広報部長 芝田山親方(元・大乃国、現在はスイーツ親方)
大相撲には5人の審判員がいます。
テレビの画面向かって正面左側に「時計係審判」が時間を計っています。
時計係審判はストップウォッチを持ち、土俵から見えないところで時間を計るのです。
時間いっぱいいっぱいになったら、右手を行司に見えるように出して「待ったなし」を知らせます。
行司が土俵の左右にいる呼び出しに合図をして、呼び出しが立ち上がり
力士に時間がいっぱいになったことを知らせます。
日によって、物言いがついて時間が長くなったり、力士の休業で取組が少ない時がありますが、
その時はどのようにしているのでしょうか?
その時は時間係審判が仕切りの回数を増減させてい時間を調整します。
時間が進んでいるときは、土俵をほうきで掃いたり、
呼び出しの時間を長くするなどして時間調整を行っています。
チコちゃん、大相撲を見に来てね。チコちゃんは国技館でしたいことはある?
チコちゃん:座布団を投げないでくださいって言いたい。
まとめ
- 昔は時間の制限がなかった
- 時間係審判が仕切りの時間を調整している
- ほうきで掃くのも、長い呼び出しも時間調整の一つ
感想
毎日6時前に終わる大相撲。
時間内に終わらせるにも色んな工夫が凝らされてると分かったら、
また大相撲を見る楽しみが増えますね。