チコちゃんに叱られる「ちりめんじゃこって何?」
【さだちゃん&チャコちゃん&たかみな】
5歳児と向き合う年末スペシャルです。拡大版恒例『チコの部屋』は、さださんがチコちゃんの前で「名曲」とトークを披露します…歌ダケジャナイノネ…。なので #生さだ ファン各位も、チコちゃんへ。
27(金)夜7:30[総合]https://t.co/yDwvQnedcG
— NHK広報局 (@NHK_PR) December 26, 2019
チコちゃんに叱られる「ちりめんじゃこって何?」12月27日放送分
ちりめんじゃこって何?
さだまさし:(チコる、チコる、チコる・・。)
チコちゃん:つまんねぇ奴だな
このあと、「大晦日(おおみそか)」を漢字で書けるかクイズがありました。
こたえ いわしの子ども、時々色んな海洋生物の子
解説:きしわだ自然資料館 学芸員 柏尾 翔(かしお しょう)氏
ちりめんじゃこはカタクチイワシの子どもです。
カタクチイワシ全国の沿岸地域に生息し、
は体長はおよそ7センチから10センチの小さい魚です。
カタクチイワシの子どもを加工すると呼び方が変わります。
採れたばかりの状態⇒生シラス
釜ゆでして水を切り、およそ水分が75%ほどになった状態⇒釜揚げしらす
更に乾燥させ、水分40%になったもの⇒ちりめんじゃこ
なぜ、よく乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と呼ぶのか?
小さな魚を乾燥させていた様子が、絹織物の縮緬(ちりめん)に似ていたこと、
そして、小さな魚を雑魚(じゃこ)を合わせて「ちりめんじゃこ」と呼ぶようになったといわれています。
ちりめんじゃこをよく見ると、イワシ類の子どもだけではなく、
色んな魚の子どもが混じっています。
海の生き物の多くは、卵から孵化(ふか)して、
一定の期間海中をぷかぷかさまよい生活する時期があります。
イワシの子どもを獲るときに、一緒に他の海洋生物の赤ちゃんが獲れることがあります。
主なものとして、エビ、カニ、タコ、イカ、たまにタツノオトシゴが見つかることがあります。
市販のちりめんじゃこに他の海洋生物の子どもが混ざらないのはなぜ?
昔はタコやイカの赤ちゃんが入っていることがありましたが、
他の生き物が入っていると、価格低下をしてしまうことと、
最近では甲殻アレルギーの方に向けて、除去されているようです。
番組ディレクターがちりめんじゃこの加工場で他の生き物を探してみますと。
タツノオトシゴ、イセエビの仲間、サバの仲間、カニだましの仲間、
ヘイケガニの仲間、などなど20種類以上の海洋生物の子どもが見つかりました。
チコちゃんの好きなちりめんじゃこ料理ってなに?
チコちゃん:あのね、トーストにチーズ乗せて、
ちりめんじゃこ乗せて焼くの。
ちりめんじゃこは主に西日本での呼び方で、東日本では「しらす干し」とも呼びます。
まとめ
- 採れたばかりの状態⇒生シラス
- 釜ゆでして水を切り、およそ水分が75%ほどになった状態⇒釜揚げしらす
- 更に乾燥させ、水分40%になったもの⇒ちりめんじゃこ
感想
最近、ちりめんじゃこでイカやタコの子どもを見かけなくなったのは、
甲殻アレルギー配慮だったとは今更ながら気づきました。
自分もアレルギー体質ですが、甲殻アレルギーは持ってないので鈍かったなぁ。
しらすのお茶漬け食べたいです。