【2020年も5歳児は…】
お正月もしっかり活動するみたいです。
で #麒麟がくる とコラボです。「NHK新春たぶんこうだったんじゃないか時代劇」や「まんがフランス昔ばなし」などの企画で疑問を解決するようなしないような…。
3(金)夜7:20[総合]https://t.co/yDwvQnedcG
— NHK広報局 (@NHK_PR) January 2, 2020
なぜ人間だけが料理をするの?
堺正章:それはね、人間は火を起こせる、他の動物で火を起こせるのはいない。
チコちゃん:でも、料理ってさぁ火を使うものばかりじゃないわよね?調味料使ったりつけたり干したり。色々あるじゃない?
堺正章:あ、わかった!
チコちゃん:でもそんなことしてるの人間だけよね?
堺正章:味覚 人間はあそこのお店に行くとこんなおいしい料理があるとか言って、一番覚えているのは舌。舌が他の動物よりも発達している。
チコちゃん:味覚があるし、舌が発達してるから。ボーっと生きてんじゃねーよ。
こたえ 顔が平らだから
解説:明海大学 歯学部教授 村本和世氏
人間が料理をするのは、顔が平らであることが関係しているといわれています。
人間は200万年前火と出会い⇒食べ物を焼いて食べる⇒料理をするきっかけ。
人間は火と出会う前、硬くて苦い木の実を食べていました。
木の実に火を通すことで、木の実がデンプンに変化し唾液の消化酵素によって糖分に変化するようになりました。
つまり人間は「甘み」と出会ったのです。
そして、人間は食材を焼いたときに立ち上る香りのとりこになりました。
香りこそ美味しさを感じる秘密になっています。
NHK食の起源で美味しさについて
ゴートン・シェパード博士は40年間味覚について研究しています。
博士は食べ物の風味が嗅覚に到達するのが、美味しさ感じる原動力であると考えました。
まず、口の中に食べ物を入れると、香り成分は喉の入り口に集まります。
喉の周辺の複雑な骨格があるため香り成分は下に流されず、喉周辺でとどまることが分かりました。
美味しさを生み出すメカニズム
食べている間に人間は鼻から息を吐きだすと、たまっていた香り成分が一気に鼻に流れます。
そして香り成分が鼻の内部の上にある嗅上皮にぶつかります。
嗅覚の情報が脳に伝わり、食べ物の風味こそ料理の美味しさと感じるようになりました。
このメカニズムは人間特有のものです。人間は他の動物より風味を感じる嗅覚が突出しています。
それは、人間の顔の構造に関係あります。
恐竜時代の人間の祖先は恐竜が活動しない夜に、食料を探していました。
ある日隕石が落ちてきて恐竜は死滅して、人間は昼に活動できるようになりました。
昼に動けるようになると、視覚は発達しましたが、嗅覚は退化していきました。
恐竜時代の人間の骨格は動物みたいに鼻の骨が前に出ていて嗅上皮(きゅうじようひ)が脳から離れていて、
香りが届きにくかったのですが、恐竜絶滅後嗅上皮にダイレクトに風味が届くようになります。
また、のどの構造にも変化があり、四足歩行から二足歩行に変わるときにのどぼとけの位置が下に下がりました。
この事により喉が広がりその空間を通して、より嗅上皮に届きやすくなり、風味を感じやすくなりました。
これも人間特有の構造との事です。
顔が平らになったのも、喉の構造が変わったも人間の進化の偶然が、食物を美味しく食べる助けになりました。
チコちゃんが料理をするときに心がけているのはなにかな?
チコちゃん:換気扇を回す
まとめ
- 恐竜時代の人間の顔は、鼻が出ていてにおいを感じる嗅上皮が脳から離れていて香りを感じられなかった。
- 恐竜時代を過ぎ、四足歩行から二足歩行に変わるときのどぼとけが下に下がり喉の広がると同時に風味を感じやすくなった。
- 香りこそ美味しさを感じる
感想
香りを感じるようになったから人間は料理をするようになったということでよいですか?