チコちゃんに叱られる なんで柿の種は三日月の形なの?3月13日放送分

なんで柿の種はその形(三日月型)なの?

岡村隆史:出たねぇ…ちょうど計算されていると思うんですね。

チコちゃん:どういう意味で?

岡村隆史:ちょっとつまむという、食べ過ぎない形になっています。

チコちゃん:食べ過ぎない形になってる?ボーっと生きてんじゃねーよー!!

こたえ 社長の奥さんのうっかり

解説:浪花屋製菓株式会社社長 上村一重(かみむら かずしげ)氏

浪花屋の創業者、今井與三郎(いまいよさぶろう)氏とその妻さき夫人が、
手作業であられづくりをしている時に、奥様がうっかりとしてしまった結果、
偶然あの形になってしまったお菓子です。

柿の種ができるまで

柿の種はお菓子の商品名ではなく、三日月型のあられの総称です。

作り方は
1.餅を半月型にします。
2.藩鉄型の餅を粒状に切り出します。
3.切り出した餅を高温で焼き上げます。⇒細長い三日月の形になります。

たぶんこうだったんじゃないか劇場「あられの女房」概要

出演:今井與三郎…鶴見辰吾/今井さき…石田ひかり
大正13年 新潟県長岡市で夫妻はせんべいを作っていました。

せんべいの他に、新商品に小判型のあられも販売していました。

せんべいはよく売れましたが、小判型のあられは小粒なのに高いので全然売れませんでした。
それでもあきらめずに今井夫妻はあられを作り続けました。

ある日さき夫人がうっかり小判型の抜型を踏んでしまって、形が半月型に変形してしまいました。
抜型は特注だったため、一つしかなかったので、與三郎はさきを責めることもなく、
半月型の抜型をそのまま使うことにしました。

さらに味付けにも一工夫して、新しい調味料にスパイスを使って、
奥さんの失敗をカバーして、作らてたあられでした。

これがハイカラなものが好きな大正時代の人たちに喜ばれ売れるようになりました。
しかし、あられとして売られていたこの商品に名前がありませんでした。

お客さんの一人、八百屋さんの店主から「この形は柿の種ににてるな」と言われ、
一般的な柿の種の形は富有柿(ふゆがき)が一般的でした。


富有柿

当時の新潟にあった大河津柿もしくは筆書きという品種の柿の種は、
三日月の形をしていたのです。

與三郎の作ったあられは、新潟県で作られる柿の種の形に似ていました。

この柿の種は名前のインパクトも手伝って売り上げ順調に伸ばしていきました。

チコちゃんの好きなおつまみってなに?

チコちゃん:森田美由紀さんと食べた酒盗(しゅとう)のピザ

酒盗とは、魚の胃、腸を塩漬けにしたお酒のおつまみ
これとチーズをピザの生地に乗せて食べます。

こうだったんじゃないか劇場初出演の石田ひかりさんは、本人たっての希望でご出演。
鶴見辰吾さんはコーラとおもって麺つゆを飲んでしまったうっかりエピソードも披露してくれました。

感想

柿の種単独より、柿ピーの方が好きですね。
ピーナッツが柿の種の辛さをマイルドにしてくれます。
チコちゃん、5歳ちゃうやろ!渋すぎる。

石田ひかりさんが「多分こうだったんじゃないか劇場」に出られたのは、
ご主人がNHK職員だからなのでしょうか?とイラン事を想像してみます。
違ってたらごめんさい。

なお、今回の解説者の上村が社長を務める製菓会社は様々な柿の種がそろってます。
柿の種好きならチェックしてみましょう。


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