チコちゃんに叱られる なんでツバメは人の家に巣を作るの?5月8日放送分

番組史上初の「アレ」が2連発。
二つ目の問題は出演者の皆さんにはやさし過ぎたみたいです。

番組関連Twitter

自分で埋め込んでみました。

みちゃみちゃがいない・・・・。

なんでツバメは人の家に巣を作るの?

千葉雄大:えっ?

チコちゃん:人の家よね絶対

千葉雄大:でも、森とかそういう所に作るよりも、他の動物(チコるチコるチコるチコる・・・)

チコちゃん:つまんねぇヤツだなぁ~

チコちゃん:画用紙持って、ペン持って、今から言う言葉を漢字でお書き下さい。「かばん」

全員「鞄」と書く

チコちゃん:全員正解 つまんね~ヤツらだな~

問題でチコり、漢字の書き取りも全員チコった今回は

史上初! 完全につまんねーヤツ

チコちゃんのふて寝が見れました(笑)

スクショは撮ってないので肉眼に焼き付けます(笑)

 

こたえ 人間がガードマンになってくれるから

解説:東京都市大学 准教授 北村 亘(きたむら わたる)氏

ツバメが日本に渡る理由

動物にとって人間は脅威の存在です。
その脅威を逆手にとって暮らしているのがツバメです。

ツバメは人間の近くに巣を作ると安全が確保されます。

ツバメは春になると、フィリピンやインドネシアなど東南アジアから日本に渡ってきます。
東南アジアにも人が住む家はたくさんありますが、なぜ日本を選ぶのでしょうか?
ツバメにとって日本は出産と子育てに適した場所だからです。

春には日本には小さな虫が大量に発生します。
その小さな虫をヒナにお腹いっぱいに食べさせるためにツバメは日本にやってきます。

実は日本は春になると、東南アジア以上に虫が発生するのです。

ツバメはなぜ軒先に巣を作る?

ツバメが人の近くに巣を作るのは天敵のせいと考えられます。

ツバメの天敵と言われているのが、カラスと蛇です。
カラスや蛇は人を恐れて簡単には家には近づいてきません。
ツバメは人間の近くで巣を作ると、天敵から避けることが出来ます。

ツバメは安心だと感じた場所に、翌年も戻ってきて巣を補修して使います。
たどり着いた安住の地が民家の軒先です。

なぜ人間はツバメの巣を取ったりツバメの巣を食べたりしないのか?

なぜ人間はツバメの巣を取ったりツバメの巣を食べたりしないのか?
それは、人間とツバメがWIN-WINの関係だったからと言われています。

ツバメは農作物を食べず、害虫だけを食べる益鳥で古くから大切にされてきました。

古くは奈良時代の万葉集にツバメは春の訪れを告げる鳥と記されています。
更に江戸時代の百科事典和漢三才図会(わかんさんさいずえ)には
「ツバメは人がそばに巣を作る」と解説されるなど、昔から日本人にとって身近な存在でした。

いつしか「ツバメが巣を作る家は幸せが訪れる」と縁起のいい鳥とされてきました。
海外ではツバメが洞窟に巣を作った例があります。

ただ、日本では自然界にツバメが巣を作ったという報告は殆んどありません。

人がいなくなるとツバメの寄り付かなくなる

大阪の十三(じゅうそう)に「つばめ通り(十三東本通商店街)」と呼ばれる商店街があります。
昔は、商店街の軒先にツバメの巣が並んでいました。

それが、時代の流れでシャッター商店街になって人がいなくなり、ツバメもいなくなりました。

ツバメ商店街界隈の地図です。↓

人が居ないところにはツバメは巣を作らない。
ツバメが集まるのは人の賑わいがある証拠です。

ちなみに十三ではミュージシャンを招いてジャズ祭りを行うなど、
新たなにぎわいを作る取り組みも行われています。
(十三サカエマチ商店街は大体この界隈です)

がんばれ十三

人間との距離を縮めるツバメ

人間と相思相愛のツバメ

・埼玉の交番には御紋の上にツバメが鎮座
・コンビニの看板の文字にツバメが巣作りしたため一文字だけライトを消してツバメを見守る
・ツバメの巣が落ちてしまった場所では巣のあった場所に近い所にヘルメットをぶら下げたらそこに巣作り

人を怖がらない鳥はいても、ここまで人間に近づく鳥はツバメくらいしかいないと言われています。
日本中で愛されるツバメ。

人間はツバメの巣を食べる?

中華料理のツバメの巣と日本で見られるツバメの巣は別物

高級食材の「ツバメの巣」を作っているのはツバメではなく、アナツバメと言って全く別の種です。

アナツバメ…アマツバメ目・アマツバメ科
ツバメ…スズメ目・ツバメ科

決してツバメの巣を見つけても食べないようにしてください。

チコちゃんが巣を作るとしたらどんなところに作りたいかな?

チコちゃん:桜田門…一番安全でしょあそこは

VTRにはこの方もご出演されてました。

チコちゃんに叱られる なんでツバメは人の家に巣を作るの?感想

家の近所の歯医者さんのところも毎年ツバメが巣作りしてますね。
こんなつぶらで可愛い目をしてるところまでは確認できないですが。

あと、同じ大阪市内でありながら数か月に1度阪急電車に乗る時だけ「素通り」する十三。
「つばめ通り」と呼ばれてる場所があるなんて知りませんでした。
十三と言えば「鉄腕浪平(てつわんなみへい)」という顔が磯野浪平さんで、
体が鉄腕アトムという摩訶不思議な通りがかつてあって、そこを歩いたことはありましたね。

そして「十三サカエマチ商店街」
ここに、関西の音楽スタジオ「246」がオープンしたライブハウスがあったのですね。
関西ゆかりのミュージシャンなら「246」のお世話になった人は多いと思います。
この「246」のオーナーは、「とんでとんで」のサビが強烈な「夢想花」という歌を歌った円広志さんです。

全国的には40年前の一発屋とオジサンオバサンなら遠い記憶にある人でしょうが、
関西ではテレビで見ない日は日曜日くらいしかないほどよく見るお顔です。
オジサンオバサンだけではく、小さいお子さんにも知られていますよ。

なんだかツバメより、地図で見つけた「246」に反応してしまいました。

天敵がカラスならツバメとキョエちゃんは共存できませんね。
キョエちゃんは人間とは天敵どころか共存してるみたいですが。

それにしても「つまんねーヤツだな」がW
貴重なところを視聴出来てラッキー・・なのかな?


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