【バンド】体験記・1つ目のバンド練習開始~【辞めた】

前回からの続きです。

私は2回バンドに参加することになります。その時の1回目から書いて行きます。

顔合わせをしました。

極端に若いと思われるのは一人だけでした。かといって「定年後に青春よ再び」というオヤジもいなかったです。

バンドの編成はヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード2台。
男女の内訳は。。読者の方のご想像にお任せすることにします。
万が一本人に読まれても困らないように(笑)

同年代とまでは言えないけど、それなりに社会人経験がありそうな面子でした。
「これから数か月、この面子と一緒なのか」と思ったが、それ以上の感想はなにも無かったです。
やってみないと分からないからです。

顔合わせが済んでから数週間後、初練習でした。
私は今までレッスン講師からの指導を待たずに練習を進めたことがありませんでした。
バンドとなると個人練習である程度完成をしないと肩身の狭い思いをします。
先生のレッスンが無くても、楽譜を読み進めて指を慣らして行かないとメンバーにおいてけぼりです。

メンバーさんは殆んど経験者ばかりで、ほぼほぼ完成に近い状態で後は細かいチェックが入ったら修正か・・という位仕上げてる風に聞こえました。

それに引き換え私ときたら、バンドスコア記号が分からない。
大サビが終わってからの転調のセクションに入ったら記憶がスポーンと抜ける。
ここ最近しろ玉(2分音符や全音符)がほとんどない曲ばかりやっていたので、拍の長さを勘違いしてしまうなど惨憺たるものでした。

「本番までに完成したらええわぁ」なんてのんき過ぎたのかもしれないと激しく落ち込む練習の日々。

自宅でも出来ないなりに頑張って練習するけど、他の楽器の音を聞く余裕がないという有様。
何故かリズムマシーンが入ってない機種のキーボードを所有してるせいか、クリックに合わせて練習するのが苦痛で仕方がありませんでした。
クリックとはメトロノームのデジタル化されたものと思えば、イメージしやすいでしょうか。
クリックの速度に合わせて演奏するのです。
楽譜に合わせて拍を入れてるつもりでも、どうもうまく行かない。

これ、クラッシックピアノから基本を学ばなかった弱点と言えそうです。
エレクトーンでも、リズムマシーン搭載のものが沢山出てるのですが、ワタクシ無頓着でした(滝汗)
レッスンの時に先生からのカウントで演奏するのに慣れてた私は面食らいっぱなしでした。

メンバーと話すのが怖い・・・。
元々不慣れな人と接するのが苦手な私は、練習が辛くなりました。

おまけに若造のボーカルが体調不良で練習に来ない。
密閉される音楽スタジオで風邪の菌をまき散らされるよりはましだけど、そんなに風邪が長引くなら別の人と交代してもらえないだろうか?
予め本番までのスケジュールが決まってて、いつがバンドクリニック(担当講師にバンドごとレッスンしてもらうというイメージをしてもらったら解かりやすいと思います。)リハーサルの日にちも分かってるんだから、それまでに体調を整えるのが筋というものではないでしょうか?

風邪ひいたなら、学校やバイトはちゃんと休んで後を引きずらない様キッチリ治して臨んでほしいと思うのは、私が間違ってるのでしょうか?
それが出来ないなら、バンドのイベントなんて出ないか、体調のいい時期にやってるイベントに参加するとか調整は出来るはず。
「大金(スタジオ代)出してまで、カラオケやってられない。」と言われてるみたいで、正直嫌でした。
ヴォーカルは単に歌うだけではなく、「歌が入ったここで〇拍」みたいに楽器側も歌を聴きながら合わせていく方が、わかりやすいのです。
特に、人と併せて演奏するより、カラオケで音に合わせて歌う頻度が高かったわたしにとってはそうでした。
勿論インストゥルメンタルは別ですが。
ヴォーカルも「楽器の一つ」なのです。

その人が来ない分、一人当たりのスタジオ代の請求も数百円高くなるし、たかが数百円もほぼ毎週スタジオ練習となると負担も大きくなります。

そしてこのことが問題化していきます。。。

ここまでの教訓
・バンドに出るなら、他の楽器を聞けるだけの余裕をもって自分のパートを完成に近いところまで仕上げる
・クリックを使う練習に慣れる
・練習から本番に向かう期間は体調管理はしっかりと

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