【月9】絶対零度~未然犯罪潜入捜査~#4 殺人は銀行強盗と共に

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絶対零度~ストーリー#4~プロローグ

井沢(沢村一樹)たちは、「ミハン」がリストアップした危険人物・佐伯卓郎(小野了)の捜査を始める。

佐伯はわかば銀行勤続36年。妻に先立たれてからはアパートでひとり暮らしをしており、
毎朝決まった電車で出勤し、定時に真っ直ぐ家に帰る、殺人とは無縁そうな真面目な男だ。
だがこの1年の間に多額の出金記録があり、預金残高はわずか。
また前夜は、仕事終わりに西麻布の会員制バーに立ち寄っていた。

小田切(本田翼)は、行員としてわかば銀行に潜入。
そこに、客を装って田村(平田満)もやってくる。
その際、意外な事実が判明した。
なんと佐伯は、田村の小学校時代の同級生だった。

そのとき、行内に銃声が鳴り響き、2人組の強盗が現れる。
防犯カメラや通報ボタンの位置を熟知し、テキパキと金を詰め込んでいく強盗たち。
しかし、ほどなく警察が駆けつける。外の車で待機していた共犯者が逃走。
強盗犯は、小田切らを人質に行内に立てこもる。

山内(横山裕)や南(柄本時生)が予期せぬ事態に緊迫する中、
監視カメラで佐伯の動きを注視していた井沢は、
彼が強盗犯とアイコンタクトをとっていたことに気づく。
「佐伯は強盗が入ることを知っていた――」 危険人物である佐伯が、
もし強盗を手引きしているとしたら、彼はいったい何をしようとしているのか!?
山内は、犯行グループの情報を捜査一課に渡すよう進言。
しかし東堂(伊藤淳史)はそれを拒否し……。

引用:番組公式

テレビ見ながら実況(ネタバレ注意)

強盗の要求は金庫室を開けること。
強盗とつながっている佐伯が金庫室を開けようとしたら
金庫室はロックがかかり、警察に通報された。

行員と来客は人質になり、金品を没収される。
そのうちの一人の女性は強盗に「出して」という。
強盗は「黙れ」といった後なおも「どうしてこんなことを」と言う女性を蹴る。

女性に暴力をふるう男に過剰に反応する小田切は「女に手ぇ出すなんて最低」と強盗をにらみつける。
強盗に「死にたいか」と拳銃を向けられ、強盗の手首にサソリのタトゥーがある事に気づく。

小田切は強盗にタトゥーがある事に気づき、井沢に伝える。
佐伯は強盗とつながってると確信する。

タトゥーがある強盗は会員制クラブの常連の一人だった。

強盗達は脱出するまでの間に、有り金を出来るだけかき集めようとする。
金庫室のロックは銀行の本社で解除できると、佐伯は強盗達に持ち掛ける。

その様子を井沢たちに小田切は伝えるところに、強盗が「何喋ってるんだ」と凄む。
小田切は来店客の解放を求める。
強盗に拳銃を向けられても、怯むことなくにらみ合いをしてる所に銀行に電話が入る。

警視庁の早川からだった。
観念して人質を解放するように、強盗に命令。

その言葉を遮るように、強盗のは金庫室のロックを解除することと、
これから戻ってくる仲間の車に手をだなさい事。
強盗は要求をのまないと、人質を30分に一人ずつ殺すという。
電話は強盗側から一方的に切られた。

その間に南は犯人の事を調べる。
タトゥーの男は日浦毅、主犯の立石悠馬、運転手の新井大雅の三人。
佐伯は西麻布のバーでこの三人と接触してたと思われる。

南の見解は金のない佐伯に銀行強盗を持ち掛け、佐伯がそれに乗った。
山内はこの情報を捜査一課に渡そうとする。
「それはできません」と突然背後から東堂が現れた。

「この捜査情報をが開示すればミハンの存在が明るみになる。
そうすればこのプロジェクトは終わりです。」
人質もプロジェクトもどちらも守るように東堂は言う。

「銃の所持も許されてない俺たちが、どうやって(人質とプロジェクトを)守るんだ」と山内は反発する。
東堂はミハンシステムを信じ、ミハンが明るみにならないよう手を打ってるという。

山内は東堂に「人の命よりミハンが大事なんですね」となおも反発するも井沢になだめられる。
山内は不服そうにしながらも、佐伯の自宅を洗いに行くと外出する。

一方銀行のトイレに隠れていた田村は、井沢に銀行の中を探ると連絡する。

店内ではあちこちですすり泣く声がする中で、婚約指輪をした女性が小田切のことを
「勇気があるんですね」と話しかける。小田切は「銀行員として当然の事」と返した。

女性は大事そうに指輪を触ると、小田切は「素敵な指輪ですね。」と話かけると、
「来月結婚するんです。」と答えた。
女性は結婚式で久しぶりに母親に会えるかもしれない、両親が女性が幼い頃に離婚して
母親は遠くに暮らしていて、父親は高校生の頃に亡くなったとの事。

山内は佐伯の甥と騙り、佐伯の自宅に潜入する。
立石の闇金の借用書と、スイスの絵ハガキ。

佐伯は立石の借金を肩代わりしていた?

警察は突撃のタイミングを見計らってる。

店内は膠着状態だった。
婚約中の女性は、佐伯の事を知ってる様子。

立石は佐伯に銃を向け「来い」と一言。
佐伯と立石はロッカーに向かった。

ロッカー室には田村が銀行内部を調べていた。
田村はロッカーの一つに隠れた所で、
立石と佐伯が入ってきた。

立石は誰が警察に通報したのかと佐伯に詰め寄るが、佐伯は知らないという。
「それより何故あの子がいるのか?」
あの子とは来月結婚する女性の事だった。

立石は佐伯が裏切らないように「俺が呼んだ」と答えた。
「父親が死んだ秘密を教えてやる」とおびき寄せたという。

佐伯と幼馴染の田村はロッカーの中で息をのんだ。
そしてお腹も下ってきそうになった。

再び銀行に入電があり、立石はロッカー室を出て行った。

田村は佐伯に見つかってしまった。

佐伯は田村と子供の頃を懐かしむ。
ザリガニ釣りの得意な同級生で「おかちゃん」がいたことを田村は思い出す。
おかちゃんの本名は「岡本修二」、田村はおかちゃんはどうしてるか佐伯に聞いた。

佐伯は「死んだよ」と苦しそうな表情で答えた。
つづけて「俺が殺した」と答えた。10年位前の事だとも。

びっくりする田村に「戻らなきゃ。人質だから。薫君の事は(強盗に)黙ってるから」と言い、
佐伯は窓口に戻っていった。

一方南は、強盗を警察に通報したのは誰かを調べた所、
強盗事件を起こした張本人の佐伯である事を突き止めた。

再び銀行のロッカー室、田村は佐伯に気絶させられてる。
佐伯の犯行を邪魔されない為か?

ミハンシステムは人質の身元を割り出した。

その中の一人は、佐伯と田村の幼馴染、岡本修二の娘。
岡本由梨だった。由梨は来月結婚する女性だった。

父親の修二はねじ工場を経営していたが9年前倒産した。、
父の岡本修二死因は急性心不全。自殺だった。
母親は大分で暮らし、再婚して子供もいるが、
由梨に不定期で資金援助をしている。

修二のねじ工場に、立石も勤めていた。

山内は岡本由梨の身辺調査に出掛ける。

銀行の店内で立石と日浦は、新井の乗る車がまだ来ないと話してる。

岡本由梨は佐伯をにらみつける。
その様子を見た小田切は「知ってる人?」と尋ねる。
由梨は「父の友人だった人です。」と答えた。

岡本の工場の融資担当は佐伯だった。

由梨は佐伯が工場の融資を打ち切り、父・修二が自殺したから、
佐伯が修二を殺したも同然と憎んでいた。

岡本ねじ工場の元従業員を山内は回った。
由梨は遠くに住んでる母親から届くハガキを大事に取っていた話を聞き、。

更に有力な情報として、大島という従業員が工場の金を持ち逃げしたが、被害届が出ていない。
大島の家族が捜索願を出してるが、まだ見つかってないと判った。

再び銀行に捜査一課の早川から入電。
金庫室のロックを解除するとの事だった。
早川は人質の解放を要求する。

立石は金庫のロック解除を先だ、仲間の車が(銀行に)戻るから手を出すなと返した。

佐伯は立石たちに金庫が開いたを告げる。

岡本由梨は立石に「父親の死んだ理由を教えてほしい」と詰め寄ると
立石は「お前は用済みだ。オヤジの事ならこのオッサン(佐伯)に聞け」と言い放ち
由梨は佐伯に「アナタも(立石の)仲間だったのね」と詰め寄る。
立石は由梨を邪魔もの扱いするが「待って」と由梨に腕を掴まれた。
立石は乱暴に由梨を殴った。

小田切はどすの効いた声で「辞めなさいよ」と立石に言うと同時に
日浦が小田切に拳銃を向ける。立石に殴られそうになったところで振り払うも
小田切は多勢に無勢で縛られてしまう。

井沢は田村に銀行に隠れてる助けを求めようとするも、田村は気絶してびくともしない。
井沢は資料室を飛び出した。

井沢の推理では
銀行強盗は佐伯が仕組んだ。
強盗の立石を金庫室で殺害する為に。

警察への通報は、殺したい相手の足止めをさせる為だった。

通報したら金庫室がロックされたのは予想外だったが、
自らロック解除を提案して、立石と金庫室で二人きりになろうとした。

金庫室で佐伯と立石は二人だけになっていた。
金庫の札束を見て喜ぶ立石。札束を掴む為に拳銃を手放した隙に、
佐伯は拳銃を掴んで、立石に向けた。

佐伯は金庫室で立石を殺して、正当防衛を主張するつもりだとの事。

佐伯が引き金を引く前に井沢が現れた。
命が助かった立石は、佐伯に暴行を加える。

井沢は今度立石に拳銃を向けたあと、立石を気絶させた。

店頭ではもう一人の強盗日浦と、小田切がにらみ合い。
田村の助けもあり、大立ち回りを繰り広げる。

金庫室で井沢と佐伯が対峙して、
由梨は隠れてその様子を見ていた。

大島は岡本修二に殺された。
大島が持ち逃げをしようとした所を、もみ合った末
岡本の頭の打ちどころが悪くて死なせてしまう。
佐伯と立石は岡本の死体を山に埋めた。

岡本は自責の念に駆られ自殺。
遺書には「由梨を殺人者の娘にしたくない」と書かれてあった。

佐伯は融資を打ち切り、岡本は資金繰りに困って自殺したように見せかけ、
罪をかぶった。
岡本修二を守る事ができたが、由梨に恨まれるようになり、近くで由梨を見守る事が出来なくなった。

佐伯は由梨の母親はカナダにいると嘘をつき、
母親に化けてカナダからの絵ハガキを送り、不定期で資金援助もしていた。

本当の母親は九州に住んでる事を、由梨はこの時初めて知らされた。

由梨の結婚が決まり安堵していたところに立石が現れ、かつてのねじ工場付近で見つかった身元不明の白骨死体が発見され、
大島殺害に勘づいて、度々強請ってくるようになったという。

その時、銀行強盗を立石に持ち掛け、殺害しようと計画を立て実行に移し失敗した。

自責の念に駆られる佐伯に、由梨はハンカチを差し出し。
佐伯は号泣した。

銀行にはSITが乗り込み、SITの隊員に紛れ込んだ山内によって、
田村と小田切は捜査一課にバレないように救出された。

SITの出動要請は、東堂からだった。

山内と東堂は井沢の過去について話す。
山内は井沢は公安時代に捜査した組織の報復で、妻と娘を殺された事を知っていた。
東堂は「その話に続きがある」と言い、井沢は「過去にミハンに危険人物としてリストアップされた事がある。」
という衝撃的なものだった。

妻と娘を殺した男を殺そうとして未遂に終わったという過去だった・・・。

ざっくり感想

全ては、大島の出来心が招いた不幸の連鎖。
悲しくてやりきれないですね。

この強欲な従業員が、余計な事をしなければ、佐伯さんは真面目な銀行員で終われたし、
亡くなったおかちゃんも、娘の花嫁姿を生きて見ることが出来たかもしれない。

どれだけ貧乏しても、悪いことをしたらアカンと思わずにはいられない。

私もつつましく生きようと思いました。

井沢さんの闇がだいぶ分かってきましたね。

小田切さんが女性に乱暴する男性に、物凄く敵意むき出しな所も気になる。
そして大立ち回りも毎回カッコいいと思いますが、生傷絶えないだろうな。

文字起こししんどいけど、来週も楽しみだ。

追記
この記事は新規更新される時にTwitterと連動してます。
恐らく「絶対零度」をキーワードで検索され、私のアカウントを探しあてられた
日浦役の竹田哲朗氏からファボ頂き、フォローさせて頂いたらフォローバックして頂きました。
このドラマではサソリのタトゥーを入れてるおっかない日浦さんでしたが…。
@tetsuro_takeda
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