王子動物園のパンダさんタンタンの24回目の誕生会に行って来ました

全国3か所にパンダの展示がある施設があるうちのひとつ、
神戸市立王子動物園のパンダ、タンタンが9月16日に24歳の誕生日を迎えました。

ここはタンタン1頭しかいないですが、短い手足に丸い顔と、
まるで少女?のような愛くるしさから、多くの人に愛されてるパンダです。

タンタン(旦旦)とは?

1995年9月16日 中国臥龍繁殖センター生まれ(中国名:爽爽)
2000年7月から初代コウコウ(興興-中国名:錦竹)と一緒に王子動物園に来園

タンタン来園から現在まで

初代コウコウはタンタンとの相性がよくないと判断されから2002年帰国します。
お互い興味を持たなかったのは今となっては当たり前で、
中国へ帰国後、この錦竹は実は雌だったと判明し、双子を出産してます。
パンダは雌雄の区別が付きにくい生き物と言われています。

タンタンは施設に1頭しかいないパンダですが多くのファンに愛されてます。
しかし、その裏では悲しい出来事もありました。

錦竹と交代で来園した2代目コウコウ(中国名:龍龍)
2002年から2010年まで王子動物園に滞在。
2007年人工授精でタンタンも出産を経験しますが、乳児は死産でした。
その後ももう一度出産しますが、4日で死亡します。
この時、四川大地震で赤ちゃんパンダのノウハウに長けてるスタッフが足止め食らい、
来日が出来ないという状況もあったようです。
赤ちゃんを大事そうに抱えるタンタンの画像も当時見られただけに、育児放棄をしないパンダと思われるので本当に残念でした。

そして2010年9月9日2代目コウコウは
人工授精用の精子を採取しているときに麻酔の事故で死亡。

この時最初のレンタル期限が2010年だったので、
延長しなければ助かったかも知れないと思うと気の毒ですね。
そうなるとタンタンを今も見ることが出来なくなってたであろうことを思うと複雑ですが・・。

その後は、日中外交の影響も受けてか新しい雄のレンタルをされることなく、
間もなく2度目のレンタル期限2020年が迫ってる中、レンタル期間を延長してもらえるように中国と交渉中です。

タンタン24歳の誕生日

よく晴れ渡った神戸のお空

タンタンの誕生会に参加する人と、野外運動場にいるタンタンを見るだけの人に分かれて並びました。
ワタクシは毎回出遅れて、屋内にいるタンタンしかここ数年見ることが出来なかったので、
野外運動場にいるタンタンが見たいと朝から頑張りました(笑)

最初、暑いのか屋内のバックヤードに戻りたそうに、扉の前で観衆に背を向けてるタンタンでしたが、
何回か運動場を巡回してくれました。

さすがファンサービスしっかりしてるよタンタン。

Twitter動画も撮らせて頂きました。

そのあと、コアラやレッサーパンダを見てから、お誕生会の列に並びました。

私が並んだ時は、ギリギリ氷のケーキを前にいるタンタンに会えました。
タンタン2歳の誕生日になってました(笑)

この時ばかりは、普段ゆっくり観覧できる王子動物園も上野動物園ばりに、
「止まらずに進んでください」のアナウンス。上野の常連さんならこの対応はすぐにできると思います。

そして、誕生会が終わってからの通常モードなタンタン。

神戸のパンダ旦旦タンタンの22回目バースデー~追記あり~
タンタン23歳バースデー!ずっと神戸におってな。

三年連続誕生会に参加出来ました。
タンタン、それぞれ大変だったり辛かったりすることがあるけど、
あなたにお目にかかれてる時は幸せです。

これからもずっと神戸におってな。


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