今回紹介する渡し舟最後の8航路目
千歳(ちとせ)渡船場
区間 大阪市大正区北恩加島(きたおかじま)二丁目⇔大阪市大正区鶴町四丁目
距離 371メートル
乗船時間 3~5分程度
平均乗降者数 636人/1日
参考:大阪市ホームページ
↓こちらが時刻表「千歳」は上から2つ目です
160114jikokuhyou
これは別の日に撮った、鶴町側から撮ったこちらに向かってくる渡船
これも別の日に撮った北恩加島側からの渡船場。天気が変わると見える景色の印象も変わります。
向こうには「なみはや大橋」さらに向こうには「南港大橋」が見えてます。
こちらは夕暮れ時の渡船乗り場からの景色
船上から撮影したあべのハルカス
日を改めて撮ったなみはや大橋の向こうに見えるWTC何度撮っても飽きないのはもはやマニアか・・・・。
千歳大橋の下にはるか遠くに見えるあべのハルカス
もう少しズームアップ
千歳渡船の概要
ここら辺は駅から一番遠い地域になり、最初に紹介した「船町」と「木津川」と同じくらい、シティバスや自転車が生活の要となります。
「甚兵衛」ほどではないですが、通学利用者も多く、7時台後半から8時台は10分間隔で出航です。
船上からは東側にあべのハルカス、西側はなみはや大橋や南港大橋、天保山マーケットプレイスの観覧車が見えます。
夕方になると業務を終えたサンタマリア号が停舶するため戻ってくるところが見れることもあります。
サイクリングのおススメポイント
夜になると観覧車のライトアップが綺麗です。
また、USJで大きなイベントがあるときなど、花火が上がるのが遠くに見えるときもあります。
大阪市内に住んでいながら、都心に出るには不便なところではありますが、渡船から見える景色は素晴らしいです。
一つ残念なのは、最終便が19時台と他の渡船より早いことです。夜景も綺麗だし、残業した日は船が動くと助かるのですが・・・。
最終を逃したら千歳大橋を自転車押しながら帰るか、迂回してバス通りを使って帰るか・・を選ぶことになります。
体力勝負です(笑)
そして、千歳渡船もドラマのロケ地になったことがあります。
2012年後半の朝ドラ「純と愛」で夏菜と風間俊介がこの渡船に乗りました。
近くに居ながら、誰にも芸能人に逢えませんでした(泣)
地元の美容院などで、「平尾で○○さんがロケでいてはりましたよ。」なんてレアな話が聞けましたが、そこまででした(笑)
色々ツッコミどころのあるドラマで地元民でありながら、見るのがつらくなりました。
「前は船で出かけてた所に、なぜ就航の無い時間の夜中に行けるんだ?」
という疑問を抱かれたドラマのファンがいらっしゃったのですが、今まで紹介した地図でも薄々ご理解いただけたと思います。
川や海に囲まれてる大正区は「船を使わなくても橋があるから目的地に行こうと思えば行ける」のです。
ただ、橋を使うには橋げたが高すぎて徒歩や自転車では大変ですが、渡船があると船が対岸へと連れて行ってくれるので非常に楽です。
もちろん出航時間が決まっているので、間に合うように渡船場に到着しないと置いて行かれます。(注意してください)
乗船時間も短いので、余程三半規管が弱くなければ船酔いの心配もないですし、何より風情があります。
ミナミもキタもいいですが、大阪にお越しの際は渡船にも乗りに来ていただければと思います。
Googleマップのアイコンにもあるように、徒歩とバスでも来ていただけますので、ぜひぜひお越しください。
ただ、路線によっては木津川渡船並みに少ない路線もありますので、
バスの時間や時間調整のやり方は色々途中の見物したいところを踏まえながら、
あるいは行き当たりで今まで知らなかった大阪を発見していただければと思います。
こちらも併せてご覧ください。
大阪の渡船でサイクリング~おまけ。コースの見どころ~
コメントを投稿するにはログインしてください。